...ことに僕の親友だった嘴(くちばし)の腐った学生のラップは...
芥川龍之介 「河童」
...しかしこの小みちのまん中にも腐った鼠(もぐらもち)の死骸が一つ腹を上にして転がっていた...
芥川竜之介 「歯車」
...この恐ろしい災害は腐った死体を投げ込んだ井戸の水を飲んだことによるとされた...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...間もなく女は腐った肉を切りとったが...
田中貢太郎 「嬌娜」
...赤くなって腐ったり...
直木三十五 「大阪を歩く」
...中からはボロボロの渋紙と腐った麻縄...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...腐った袢纏(はんてん)の一枚や二枚流したって惜しいとは思わねえ」「ハッハッ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...半分腐った古い野菜...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...腐ったところを切って捨てたいが...
久生十蘭 「手紙」
...ふて腐ったようなのが三十人ばかり...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...妾のように腐った女ではなくて...
平林初之輔 「秘密」
...また魚の腐った残物や子供の糞便を決して掃除しない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...向う側の小店の人間が捨てる必要のある総ての物――錆腐った鍋...
宮本百合子 「九月の或る日」
...病葉(わくらば)も腐った桃の果(み)も...
山本周五郎 「日本婦道記」
...われわれの生活を奪うのは残酷ではありませんか」と社会主義の腐ったような理窟を...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...腐ったままでいるような柴田修理勝家ではない...
吉川英治 「新書太閤記」
...軒下から落ちている腐った竹雨樋(たけどい)を跨(また)いで行って...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...藍紫色に腐った臓器や肉塊が...
蘭郁二郎 「魔像」
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