...腐った酢(す)の如きものじゃないか...
太宰治 「花吹雪」
...こんな腐った肌になってしまって...
太宰治 「皮膚と心」
...顔は細長い茄子(なす)の腐ったような顔であった...
田中貢太郎 「疫病神」
...今は眼だけで炎えるじゅくじゅくと腐った肉塊もげ落ちたにんげんの印形(いんぎょう)コンクリートの床にガックリ転がったままなにかの力で圧しつけられてこゆるぎもしないその蒼(あお)ぶくれてぶよつく重いまるみの物体は亀裂(きれつ)した肉のあいだからしろい光りだけを移動させおれのゆく一歩一歩をみつめている...
峠三吉 「原爆詩集」
...腐ったような臭気には堪えられません...
豊島与志雄 「山吹の花」
...髪洗橋(かみあらいばし)などいう腐った木の橋が幾筋もかかっていた...
永井荷風 「里の今昔」
...腐った蓮(はす)の根がそろそろ青い芽(め)を吹きかけている...
夏目漱石 「虞美人草」
...腐った動物のあいだでウジが作られる事実...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...そんな腐った単衣なんざ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この辺は湿気のひどいところで、天日の届かぬ床下に三年以上埋(うず)められたのですから、地湿りと黴(かび)で、滅茶滅茶に傷んでおりますが、埋めた時のままに相違はなく、腐った麻縄や、歪んだ蓋にも、後から手を加えた様子は見えません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...彼女は腐った一枚の畳の上にいた...
葉山嘉樹 「淫賣婦」
...半分腐った古い野菜...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...こんな不貞腐ったようすをしようとは...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...泥の中や水の上へ浮んで腐ったように赤くなっているのを見る事がしばしばある...
松永延造 「職工と微笑」
...少し物の腐ったような匂いと...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...畳の腐った家から移り住んだ...
森鴎外 「渋江抽斎」
...腐った鰒に似とる...
夢野久作 「近世快人伝」
...腐った西瓜でも喰らって...
吉川英治 「宮本武蔵」
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