...脣はまたそのまま鳥の喙(くちばし)のようになった...
田中貢太郎 「太虚司法伝」
...脣に制止の言葉を上(のぼ)させたりすることがなかった...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...それは彼女の脣である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...赤い唾液(だえき)が脣(くちびる)のはじに付いていて...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...脣(くちびる)のすみには...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...彼女の魂はその脣の上に震えていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...脣(くちびる)は...
直木三十五 「南国太平記」
...ぶるぶる顫える脣をしめて...
直木三十五 「南国太平記」
...「よいことをした後は――」深雪は、脣をかんで、身体をねじ曲げて、苦痛をこらえていた...
直木三十五 「南国太平記」
...脣(くちびる)の隅(すみ)をゆがめたように思われた...
中島敦 「木乃伊」
...笑ましげの脣(くち)そと開けて...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集≪学校時代の詩≫」
...濡(ぬ)れた脣(くちびる)...
ホーフマンスタール Hugo von Hofmannsthal 木下杢太郎訳 「チチアンの死」
...私は脣をかんだ...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...気のせいか、脣の色まで、いつもより紅いところがなかった...
室生犀星 「童子」
...面倒くさくなって私は振り向き女の捩(よじ)れた上半身を抱きあげ、脣を合わせる...
山川方夫 「愛のごとく」
...やはりその悦しい脣をはなさないで...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...戀人同士は長い間脣の上にキツスしてゐた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...父の脣(くち)から舌打の出るような場合すらある...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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