...臍も脛も出づるがまゝに隱しもせず...
伊藤左千夫 「水害雜録」
...白い脛(すね)に薄地の黒いストッキングをはいた...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...“あなたの脛は非常に立派だ...
海野十三 「大脳手術」
...脛甲堅きアカイオイ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...曲つた脛に穿いて...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...三十になるまでも親の脛を齧り...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...こいつは膨(ふくら)っ脛(ぱぎ)に大火傷(おおやけど)をこしらえて...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...『乱脛三本鑓(みだれはぎさんぼんやり)』に「下女を篠山に下し心に懸る山の神なく」とあると無署名で書いたは卓説だ...
南方熊楠 「十二支考」
...10770籠手(こて)やら脛当(すねあて)やらが...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...藪蚊がますますワンワンと殖えて顔から首すじ、手の甲、向う脛、一面にブラ下る...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...ある者は毛脛(けずね)に白粉(おしろい)をなすりつけており...
吉川英治 「江戸三国志」
...脛から腰まで汐になつて來た...
吉川英治 「折々の記」
...鉢金と脛当(すねあて)だけで...
吉川英治 「私本太平記」
...あばれるか!手向(てむ)かいをすると耳をきるぞ!脛(すね)をぶッぱらうぞ! 歩けッ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...籠手(こて)脛当(すねあて)...
吉川英治 「新書太閤記」
...泥田の中へ脛(すね)を入れていた...
吉川英治 「親鸞」
...空脛(からすね)に...
吉川英治 「宮本武蔵」
...毛脛(けずね)をむき出したりして...
吉川英治 「宮本武蔵」
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