「脊」の意味
背骨
小説での「脊」の使い方
...脊に爪打ち込みしにはあらず...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...つぎに其氷りたる脊椎(せきつゐ)を擡(もた)げ...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...南の軒の下に横はりて脊をあぶらむは...
大町桂月 「日月喩」
...鱗だらけの脊をして...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...脊丈(せたけ)が...
太宰治 「愛と美について」
...私は弟を脊負(せお)ったまま...
徳永直 「戦争雑記」
...馬の脊髄がどうだのこうだのって...
豊島与志雄 「愚かな一日」
...私を脊負(おぶ)って行って呉(く)れた...
永井荷風 「狐」
...それから荷車の後を押して行くお杉さんも白かつた頬が日に燒けて脊には何時でも小さな子が首をくつたりと俛(うなだ)れて眠つて居ました...
長塚節 「白瓜と青瓜」
...脊柱(せきちゅう)がずっと尾鰭(おびれ)の真中をつき抜けて伸び出ていることである...
中谷宇吉郎 「イグアノドンの唄」
...結構だ」代助も脊の低(ひく)い方ではないが...
夏目漱石 「それから」
...主水は正坐して脊筋(せすじ)を立てると...
久生十蘭 「鈴木主水」
...そして脊(せい)が竹の子のやうに細長かつた...
牧野信一 「海棠の家」
...山の脊などには生えていない...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...美しいふた峯の脊すじに...
室生犀星 「お小姓児太郎」
...象の脊中には何を載せるの...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...私は脊筋(せすじ)にすーっと冷たい物の駛(はし)るのを感じました...
蘭郁二郎 「歪んだ夢」
...代議士はルパンの方に脊を向けてはいたが...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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