「脈」の意味
血管や物事のつながり
「脈」の例文(場面別)
- 医療医師が患者の脈を診ることで、健康状態を把握します。
- ビジネス市場の脈を読むことが、ビジネスの成功につながります。
- 日常会話彼の話は脈絡がなく、理解するのが難しい。
- 伝統文化能楽師は、演目の脈を大切にしながら演技します。
小説での「脈」の使い方
...しかも彼等は未(いま)だ嘗(かつ)て人生の脈搏(みゃくはく)に触れたことはない...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...(「話」らしい話を持つてゐない小説――たとへば日本の写生文脈の小説はいづれも純粋な芸術家の面目を示してゐるとは限つてゐない...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...錫(すゞ)その外卑(いやし)き金屬を出す脈もあり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...遠く上州の蒼黒い山脈の上に雪をかぶった浅間が頭角をぬき出していて...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...鞍掛兩巖の間より岩脈の上に出でて右折すれば...
大町桂月 「妙義山の五日」
...脈搏(みゃくはく)ガ微弱デ...
谷崎潤一郎 「鍵」
...ちょっと脈を取ってみて...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...もっとも危険な理論が国民の血脈中に流れ込んで...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...額に靜脈のうねるのは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...鐘と鐘の間が人間の脈で六十幾つといふと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それに一脈の関係のありそうな山之助お比奈兄妹の後ろにも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ヒマラヤの主山脈が氷の障壁をひきめぐらしているのに...
久生十蘭 「新西遊記」
...地上の富をもたらす幾多の鑛脈を潛めてゐるにちがひないそれらの山々...
堀辰雄 「ゲエテの「冬のハルツに旅す」」
...静脈の透いて見えるような美しい皮膚の少年だった...
堀辰雄 「燃ゆる頬」
...その経験的なる前後の脈絡ともいふべき...
牧野信一 「半島の果にて」
...現代思想の大河(だいが)に波を揚げる一脈の流(ながれ)に外ならないと思ふ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...その血液に漢室の正脈をつたえ...
吉川英治 「三国志」
...彫刻は建物や山脈や広場や郊外や地平線や鬱蒼と茂った第三紀の植生をそのものすばりの姿で描いていたからだ...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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