...◇何故この山脈を越すのに...
石川欣一 「山を思う」
...闃(げき)として脈搏つ程の響もない...
石川啄木 「葬列」
...その時すでに「洪水之圖」はその胸に氣脈となつてゐた事がわかる...
今井邦子 「雪解水」
...彼は大動脈と心房に名前をつけ...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...宋元の脈を引いて争うべからざるものがあるのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...カラスまたはウズラのように跳び上がる脈は胆汁が有力なことを示す...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...一脈の陰翳が差し初めました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...ここの製作所に一脈の新鮮さを齎し...
原民喜 「壊滅の序曲」
...園亭の前は雪を戴いたヒマラヤ山脈を遠景にした広い人工の沼で...
久生十蘭 「泡沫の記」
...それは一脈の諧調(かいちょう)をもっていた...
本庄陸男 「石狩川」
...抗愛山脈を衝くのだから...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...火焔の脈を打たせて満ちたる円(まろみ)の月は世界のつち色の岸から岸にとやわらかい光の潮を敷いていた...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「精」
...脈があつたかどうか分らないんだね...
水野仙子 「嘘をつく日」
...これらの血脈は」となお捕虜は言う...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ではお脈を拝見しましょうと云った...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...やがて崑崙山脈の奥の秘密境に在る...
夢野久作 「狂人は笑う」
...わけて河南の伏牛山脈(ふくぎゅうさんみゃく)をこえる山路の難行はひと通りでない...
吉川英治 「三国志」
...顧(かへり)みれば前方の山脈其中腹(ちうふく)の凹所(わうしよ)に白雪を堆くし...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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