...道を歩きながらスマホをいじる人は脇見が多い...
...野球の試合で勝ちを逃したのは、選手の脇見が原因だ...
...仕事中は脇見をせず、集中して作業しましょう...
...車を運転する時は、脇見せずに前方を注視しましょう...
...小説を読んでいると、脇見をすることが多くなってしまう...
...「民さんはさっき何を考えてあんなに脇見もしないで歩いていたの」「わたし何も考えていやしません」「民さんはそりゃ嘘だよ...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...倭文子と茂でないというのか」谷山は脇見をしたまま...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...脇見もせずに働く職長がある...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...うしろの奴かなと脇見(わきみ)をしたりすると...
高見順 「いやな感じ」
...脇見をしながら歩いていたのが...
中里介山 「大菩薩峠」
...それと共にチェコスロバキアがふるえ上って居るという脇見出しもある...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...脇見もしないで飲まう何にも...
中原中也 「在りし日の歌」
...その二人の主要人物については申し分はないが、あとの二十余人の姿は暗い背景の中に溶け込んで、飛道具を持ってる者、鉾を突いてる者、槍を横たえてる者、旗をさし出してる者、太鼓を叩いてる者、それ等が話し合ったり、脇見をしたり、振り返ったり、てんでんまちまちの形で群がって、何をしているのだかわからない...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...」彼は脇見をした...
牧野信一 「眠い一日」
...私は故意に脇見をして縁側へ出た...
牧野信一 「二日間のこと」
...打ツかつた以外のものに脇見をしない...
牧野信一 「余の倅に就いて」
...左右に双(なら)びし大鶏の名をきくに、鉄石丸、火花丸、川ばた韋駝天(いだてん)、しゃまのねじ助、八重のしゃつら、磯松大風、伏見のりこん、中の島無類、前の鬼丸、後の鬼丸(これは大和の前鬼後鬼より採った名か)、天満(てんま)の力蔵、今日の命知らず、今宮の早鐘、脇見ずの山桜、夢の黒船、髭の樊(はんかい)、神鳴(なるかみ)の孫助、さざ波金碇(かねいかり)、くれないの竜田、今不二の山、京の地車、平野の岸崩し、寺島のしだり柳、綿屋の喧嘩母衣(けんかぼろ)、座摩の前の首、白尾なし公平、このほか名鳥限りなく、その座にして強きを求めてあたら小判を何ほどか捨てけると出(い)づ...
南方熊楠 「十二支考」
...脇見もしないし話もしない...
山本周五郎 「思い違い物語」
...脇見などは殆んどしない...
山本周五郎 「季節のない街」
...こんども脇見などはしない...
山本周五郎 「季節のない街」
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