...あの薬師の脇立になっております不動は...
田中貢太郎 「不動像の行方」
...祠の中の縁起を書いた脇立(わきだて)は...
田中貢太郎 「不動像の行方」
...県会議員をしていると云う有志の一人が檮(いちい)の木で作った脇立と...
田中貢太郎 「不動像の行方」
...私は木像をひとわたり見た後に檮の脇立を借りて眼を通した...
田中貢太郎 「不動像の行方」
...「薬師脇立不動之儀...
田中貢太郎 「不動像の行方」
...私に脇立を見せてくれた県会議員は...
田中貢太郎 「不動像の行方」
...水牛の角(つの)のような巨大な脇立(わきだて)のある兜(かぶと)を被(かぶ)って...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...前述の如くそれには水牛の抱角(だきづの)の脇立があるのだが...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...後者は羅摩またはその本身韋紐(ヴィシュニュ)を本尊として脇立(わきだち)とす(第六図は余が写実し置いた脇立像なり)...
南方熊楠 「十二支考」
...合祀後は見すぼらしき脇立小祠となり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...脇立(わきだ)ちの梵天(ぼんてん)・帝釈(たいしゃく)の小さい塑像(日光(にっこう)...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...まずあの脇立ちのつやつやとして美しい半裸の体がわれわれの目に飛び入ってくる...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...脇立ちの日光・月光はやや劣っているように思われる...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...脇立ちの下肢を覆う衣のあの鈍さに満足したろうとは思えない...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...壁画西大壁の脇立(わきだ)ち勢至(せいし)が...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...右の勢至やその相脇立ちたる観音などの像が...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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