...それに次いで『脇本陣』というのがあった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...家老あたりの身分のよい者は本陣か脇本陣で泊った...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...私どもの一行もたまたま脇本陣に泊ることもあった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...脇本陣をしていたので...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...かくて不破の関守氏は、お銀様を、本陣へも、脇本陣へも、自分もろともに送り込むことをせずに、いつ、何によって、ドコへついたという形跡もないようにして、その翌日になるとお銀様は、もう長安寺山の牛塚の上、小町の庵(いおり)へ、十年住み慣れたもののように納まっておりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...私や立原なんぞが一しょに暮していた追分の脇本陣(わきほんじん)(油屋)が火事になって二人とも着のみ着のままに焼け出された出来事のことである...
堀辰雄 「木の十字架」
...脇本陣だけでも遊女が百人からいたという...
堀辰雄 「雪の上の足跡」
...病院は脇本陣広島屋太兵衛へ落著...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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