...ちょっとこわがる二人を両脇(りょうわき)に抱(かか)え...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...小脇に抱(かかえ)た...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...脇(わき)の下に抱(かか)えながら玄関から勝手の方に通り抜ける時...
夏目漱石 「行人」
...――兄の山脇玄内が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...肝腎(かんじん)のお小夜が脇差でなぶり殺しにされたんだから騷ぎでせう」「なぶり殺し?」「十二三ヶ所も傷があつたさうだから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...主人の俺が不承知だ」何時の間にやら脇差を左手に持つた直助は平次の横手から狙ひ寄つて居るではありませんか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...脇差を用意して寢て居たといふ方が本當らしくはないか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...後ろから脇腹を刺されました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...脇腹(わきばら)を縫(ぬ)はれて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...脇差を腰にしている...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...「当分行きさえしなかったら……そうして自分は自分の道さえ脇目も振らず励んでいたら……」ほんとうにそんな師匠のことなんか考えているよりも...
正岡容 「小説 圓朝」
...その脇にはまだ小さい蕾(つぼみ)もあるのに...
柳田国男 「雪国の春」
...ふと脇にある机のような物に...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...傷は左の脇腹で三十針の余も縫ったほど大きく深かった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...幹太郎が脇差を持ち直すのを見て...
山本周五郎 「花も刀も」
...厚い硝子の破片が脇腹の中へ刺さってモグリ込んだために...
夢野久作 「少女地獄」
...」と矢代は云いながらナイフを鶏の脇腹へぐっと刺した...
横光利一 「旅愁」
...あの床脇(とこわき)の戸棚から遁(のが)れるようにしてある隠し道だ...
吉川英治 「八寒道中」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??