...彼女の胸腹を打つ発言をした...
...この競争は胸腹を切って戦う必要がある...
...胸腹が満たされる食事を楽しんだ...
...彼の胸腹の奥底には深い情熱がある...
...緊張で胸腹が締め付けられる...
...その像の手足胸腹を口吻せしむ...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...関東八州および東海諸国はその胸腹...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...「宿※(しゅくあ)の胸腹に凝滞(ぎょうたい)仕(つかまつ)り...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...胸腹にも着物のはしばしを集めて三カ所に繩でくくって胸腹をあけておく...
服部之総 「せいばい」
...しかし良三は自ら双臂胸腹(さうひきようふく)を摩して...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...胸腹の内臓の中に頭を埋めるようにして右手のメスと左手のピンセットを動かすのである...
森於菟 「屍体異変」
...そうした不可解な心理を包んだ黒怪人物……若林博士は、かくして間もなく、少女の胸腹部を、咽頭の処まで縫合せ終りますと、最後に一際(ひときわ)鋭い小型のメスを取上げて、四一四号の少女の顔面に立向いました...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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