...胸壁を痛めたので、今日は運動を休みます...
...腕の下に枕を当てて、胸壁を支えて寝ると楽です...
...咳が出ると、胸壁が苦しく感じます...
...胸壁の筋肉を鍛えるために、ダンベルを使ったトレーニングをしています...
...胸壁のレントゲンを撮りましたが、異常はありませんでした...
...そのような胸壁や駒止めも...
大阪圭吉 「白妖」
...ロムルスがその新都市に胸壁を築いたとき...
寺田寅彦 「柿の種」
...サルペードーン胸壁を破る――ヘクトール大石を投じ門を破る――トロイア軍の侵入...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...かく敵營を襲ひ討ち其胸壁を崩すべく...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...斯くて戰鬪相つづき、無慘の刄(やいば)或者のうしろを見せて退ける露出の背(せな)を傷けつ、或は盾を貫きてまともに敵の肢體討ち、胸壁、並に塔の上到るところにトロイアと 430アカイア軍の双方の流す紅血ものすごし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...砲の制卑下にして胸壁も完からずと...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...胸壁の上にすっくと立ち現われ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...峯頂といわず胸壁といわず...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...その姿はもう屋上庭園の胸壁の中へ隠れてしまいました...
野村胡堂 「判官三郎の正体」
...お鶴の裾を食えて胸壁から引戻したのでしょう...
野村胡堂 「判官三郎の正体」
...大将」「離せ」「今から、行っても、もう、間に合わん」「殺(や)られたのか?」どきっとして、心臓が、胸壁の中で、宙返りした...
火野葦平 「花と龍」
...この一策は取りも直さず内行防禦の胸壁とも称すべきものなり...
福沢諭吉 「日本男子論」
...左の前膊(ぜんぱく)を胸壁にのせ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...この胸壁が如何に激しい戦を隔てて二分したのであらうか...
三好達治 「測量船」
...夜柝(たく)の音は街の胸壁に沿つて夜どほし規則ただしく響いてゐた...
三好達治 「測量船」
...胸壁から下へ腹壁まで開いて参りましたが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...波状の石の胸壁が見えた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
...斜路を登りつめるとその胸壁に行き当たるようになっていたのだ...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
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