...胴だけを三つ四つつみ重ねたらあのくらいになるかもしれない...
芥川龍之介 「槍が岳に登った記」
...夜が更けるにつれて胴慄(どうぶる)いが出て来たので...
海野十三 「千早館の迷路」
...せんざんこうという鱗(うろこ)だらけの背中のような地下戦車の胴を指す...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...この胴の間は乗心地は好いに違いないが...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...弁髪を着けた、いつもの胴衣に、洋袴に、長靴を着けた、マアレイであった...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...胴のない鎌首(かまくび)だから...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...恐ろしく脹(ふく)らんだ胴卷...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...よくこれで息ができると思われるくらい胴をしぼってあるので...
久生十蘭 「キャラコさん」
...われわれの胴中をロープで結びあわして導いていった...
久生十蘭 「地底獣国」
...「赤胴」の僕役は...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...くねくねと胴をくねらせたり...
北條民雄 「青い焔」
...攻め寄せて来る煩悩ならば鋒を構へよと胴震ひして...
牧野信一 「ペルリ行」
...馬鹿野郎!」それを自分に浴せるやうな胴間声で叫んだ者もあつた...
牧野信一 「まぼろし」
...極めて貴族的な純白のコリーが、独特にすらりと長い顔、その胴つき、しなやかな前脚の線をいっぱいにふみかけ、大きい塵芥箱(ごみばこ)のふたをひっくりかえして、その中を漁っているのであった...
宮本百合子 「犬三態」
...よごれた浅葱の胴着(ちやんちやん)を着せられ...
三好達治 「測量船拾遺」
...首は胴からちぎれて居るのだ...
村山槐多 「悪魔の舌」
...トレソルウルの寛い胴衣を疊んで寢ようとした...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...相手の胴へビューッと走ったは...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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