...胴中を佐々刑事たちの二本の綱で...
海野十三 「火星兵団」
...まるでドラム缶のような形をした火星人の胴だけが...
海野十三 「火星兵団」
...大男のリーロフが胴体にしがみついて...
海野十三 「太平洋魔城」
...豆潜水艇の胴から外(はず)れました...
海野十三 「豆潜水艇の行方」
...【3】1.吾々は一時間も前から脚が棒になつて胴體に突きさゝるほどの立ち詰めだ...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...私は前とは違った胴顫いで...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...半兵衞の首筋から胴へ――」「それほどよく分つてゐるなら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...女(をみな)の胴は砂金に研がれ...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...「赤胴鈴之助」の録音...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...馬鹿野郎!」それを自分に浴せるやうな胴間声で叫んだ者もあつた...
牧野信一 「まぼろし」
...好んで赤と緑との二色で花模様を胴に描きます...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...なかんずく欲しがったのは厚いかね胴の独楽(こま)...
山本笑月 「明治世相百話」
...そうして少し慌てたように胴着から太い白金の懐中時計を出して見たが...
夢野久作 「暗黒公使」
...」と悲鳴をあげ久慈の胴に獅噛みつくのだった...
横光利一 「旅愁」
...唇を破って胴の間(ま)に立ちました...
吉川英治 「江戸三国志」
...胴服をそのうしろから羽織(はお)らせた...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼女はあわててそれらの物を鸞帯(らんたい)(胴巻)へおしこみ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...腕肩胴などはしっかりできていると思うが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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