...桓武天皇九代の皇胤と列べ立てゝは緞帳(どんちやう)の台詞染みて笑止(をか)しくないが...
内田魯庵 「犬物語」
...胤長の事を参訴するの時...
太宰治 「右大臣実朝」
...その後になつて平田篤胤がこの本を搜した時に...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...甲州の逸見冠者十七代の後胤(こういん)というところから甲斐源氏を取って...
中里介山 「大菩薩峠」
...その後胤殖えて支那人となったと...
南方熊楠 「十二支考」
...対馬清胤はしかしびくともしなかった...
山本周五郎 「城を守る者」
...清胤はちょうど居間へはいろうとしていた...
山本周五郎 「城を守る者」
...頼胤にはかえすべき言葉がなかった...
山本周五郎 「新潮記」
...左近が頼胤に求めたのは...
山本周五郎 「新潮記」
...うす馬鹿だったものだ」「それが十二万四千石松平伊賀様の御落胤だって...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...胤栄が笑いながら姿を見せた...
吉川英治 「剣の四君子」
...かような次第です」胤栄(いんえい)は...
吉川英治 「剣の四君子」
...韓胤を死刑に処した...
吉川英治 「三国志」
...そうした貴人の胤(たね)が...
吉川英治 「源頼朝」
...胤頼の駒を曳いて来るので...
吉川英治 「源頼朝」
...千葉介常胤の隊が後ろに...
吉川英治 「源頼朝」
...その常胤と広常の諫(いさ)めであった...
吉川英治 「源頼朝」
...家老の矢沢監物(けんもつ)が後援する直胤一門の圧迫もあったろう事は...
吉川英治 「山浦清麿」
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