...ご飯に胡麻塩をかけて食べるのが好きです...
...このお店のサラダには胡麻塩ドレッシングがかかっています...
...手作りの胡麻塩を送ってくれた友達がいます...
...牛肉に胡麻塩をふって焼くと美味しいですよ...
...お酒のおつまみに胡麻塩の枝豆がおすすめです...
...胡麻塩頭(ごましおあたま)の亭主が...
泉鏡花 「瓜の涙」
...胡麻塩の男は其処の亭主で...
田中貢太郎 「青い紐」
...老人の小さな頭には胡麻塩(ごましお)になった略画の烏(からす)そのままの髷(まげ)が乗っかっていた...
田中貢太郎 「春心」
...油虫、油虫、昼も夜も、こゝにもそこにもぞろ/\、ぞろ/\、私は油虫を見るとぞつとする、強い油虫、そして弱い私!山羊髯がだいぶ長くなつた、ユーモアたつぷりである、これが真白になつたらよからう、今では胡麻塩、何だか卑しい...
種田山頭火 「其中日記」
...胡麻塩をふりかけて...
種田山頭火 「松山日記」
...何ものをも信ぜぬ胡麻塩頭の仏人ヴァランタンと...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」
...天辺のつるりと剥げた頭には疎らな胡麻塩の毛を後ろの方から両鬢(りょうびん)へかけて撫で付けている...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...胡麻塩頭(ごましおあたま)の中へ指を突っ込んで...
夏目漱石 「行人」
...いくらか胡麻塩になりかけましたが...
野村胡堂 「死の予告」
...しばらく胡麻塩(ごましお)になった首を襟(えり)に埋めて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そのぶちは胡麻塩というほど渋く落付いてもいず...
宮本百合子 「犬三態」
...人のいい胡麻塩髯をふるわしてとび込んで来た...
宮本百合子 「「インガ」」
...胡麻塩鬚(ごましおひげ)が中伸(ちゅうの)びに伸びている...
森鴎外 「鼠坂」
...画かきが理想的な顔でなしにありのままの私の顔を描いてくれたらしい・あの禿げた・胡麻塩あたまの・私の肖像と...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...めしを胡麻塩(ごましお)で握ったものくらいうまくて精力のつく喰べ物は世界じゅう捜してもないだろう...
山本周五郎 「季節のない街」
...最初に手を入れた時に捕えようとしても決して捕えられるものじゃないがのう」これは銀次と肩を並べている痩せ枯れた胡麻塩鬚(ごましおひげ)の巡査部長の質問であった...
夢野久作 「骸骨の黒穂」
...黄色い胡麻塩(ごましお)頭が蓬々(ほうほう)と乱れて...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
...或(ある)評家は胡麻塩頭のアカデミシヤンが是丈(これだけ)涙つぽい戯曲を書いた事は近頃の成功だと半(なかば)冷笑的ではあるが讃(ほ)めて居る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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