...「胡瓜は好きですか?」...
...「今日のランチには胡瓜のサラダが良いね」...
...「胡瓜を切って、酢の物にしても良いですよ」...
...「胡瓜を酢漬けにすると長持ちします」...
...「胡瓜の種をとって、塩もみしてから焼いて食べると美味しいです」...
...さては力三が胡瓜を食べた事...
有島武郎 「お末の死」
...胡瓜(きうり)などは全くなくなつて...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...私は今裏へ胡瓜を蒔いて置きましたのい...
鈴木三重吉 「胡瓜の種」
...お千が蒔いた種がまた胡瓜を生むまでには...
鈴木三重吉 「胡瓜の種」
...そうして矢張(やはり)見(み)ずに胡瓜(きゅうり)を手探(てさぐり)で食(く)い欠(か)ぐ...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...・昼寝の顔をのぞいては蜂が通りぬけるもつれあひつつ胡瓜に胡瓜がふとつてくる・炎天のの(マヽ)虫つるんだまんま殺された・もいでたべても茄子がトマトがなんぼでも心中が見つかつたといふ山の蜩よ今から畑へなか/\暮れない山のかな/\追加一句・飯のしろさも家いつぱいの日かげ七月十二日月明に起きて蛙鳴を聴く...
種田山頭火 「其中日記」
...あんまり虫が胡瓜の葉を喰ふから紙袋で囲うてやつた...
種田山頭火 「其中日記」
...それから塩漬けの茸か茴香(ういきょう)漬けの胡瓜をちょっとつまんで...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「富籤」
...茄子(なす)や胡瓜(きゅうり)...
徳田秋声 「縮図」
...彼も座って胡瓜の漬物をつまむ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...わたしはまるで温室の中の胡瓜みたいに...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...女中が持運ぶ蜆汁(しじみじる)と夜蒔(よまき)の胡瓜(きゅうり)の酸(す)の物秋茄子(あきなす)のしぎ焼などを肴(さかな)にして...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...幽庁彷彿占二山棲一白水青巒繞二屋西一籬破頻来隣舎犬 竹深遥聴別村鶏 詩留二残日一催二吟歩一酒送二流年一落二酔題一偶向二前川一捕二尺鯉一喜呼二鱠手一面前批嫌日々話二桑麻一野性原非二文献家一暑服五銖無二越一酒肴一種有二胡瓜一田翁患レ鼠引二沙狗一渓叟収レ魚養二水鴉一此地応須レ置二吾輩一簿書叢裡淡生涯かくの如きは運甓居に於ける...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...胡瓜(きうり)の汁(つゆ)で冷してくれと仰しやるもんですから私(わたし)が始終擦(す)つて上げました」「ぢや矢張大根卸(やつぱりだいこおろし)の音なんだね」「えゝ」「さうか夫(それ)で漸く分つた...
夏目漱石 「變な音」
...折から直(ね)の安うて嵩(かさ)のある物より外(ほか)は棹(さほ)なき舟に乗合の胡瓜(きうり)...
樋口一葉 「大つごもり」
...胡瓜に就いて論じたり...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...そのうしろに胡瓜(きゅうり)の蔓竹が一と囲(かこ)い...
室生犀星 「幼年時代」
...胡瓜(きゅうり)もみを出した...
横光利一 「微笑」
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