...サイダアの空罎(あきびん)や石ころやかじりかけの胡瓜(きゅうり)さえ降ってくるのです...
芥川龍之介 「河童」
...碧眼(へきがん)の胡人(えびす)の女の顔にも...
芥川龍之介 「俊寛」
...然るに公子と見しものは元来胡蝶に外ならざれば...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...炉端に胡坐(あぐら)をかいてると...
石川啄木 「赤痢」
...正造はまた風呂敷から、鉱毒の入った藁灰や桑の葉を取り出して差し示し、そのほか鉱毒を受けた玄米、小麦、大麦、大豆、芋、胡麻、陸稲、田稲等々二十一種の参考品であるから、あとで談話室で御一覧を願いますと、風呂敷包をたたいた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...」胡麻白頭の俳人Sは...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...胡桃(くるみ)の栓をしたまゝ瓶を庭先に投(ほ)り出しておいた...
薄田泣菫 「茶話」
...胡坐をかいた膝の上に兩肱を乘せてふら/\と體を動かし乍ら微笑を含んで五十嵐と細君の顏を等分に見る...
高濱虚子 「俳諧師」
...半ば軽蔑(けいべつ)したような胡散(うさん)な眼つきで...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...胡麻化すやうにコソ/\と云ふので...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...「学位売買事件」というあまり目出度(めでた)からぬ名前の事件が新聞社会欄の賑(にぎ)やかで無味な空虚の中に振り播(ま)かれた胡椒(こしょう)のごとく世間の耳目を刺戟した...
寺田寅彦 「学位について」
...「プロフェッサーと同じもの」と云つて胡魔化すより仕方がなかつた...
中谷宇吉郎 「ツーン湖のほとり」
...すぐ胡坐(あぐら)をかいた...
夏目漱石 「それから」
...さすが永年教師をして胡魔化(ごまか)しつけているものだから...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...胡蘿蔔などは野菜中の最も甘味多き者であるので酒とは調和しにくいのであらう...
正岡子規 「病牀六尺」
...胡桃(くるみ)と蚕豆(そらまめ)の古きものありとて出しけるを四...
正岡子規 「病牀六尺」
...農場内の自宅の庭へ苺(いちご)や胡瓜(きゅうり)の小さな温床(フレーム)を造ったり...
夢野久作 「衝突心理」
...ほとんど枯れかけた古い胡桃(くるみ)の樹(き)があるが...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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