...彼女は胚珠を研究している...
...胚珠に異常があると着床に影響が出る...
...胚珠には遺伝子が詰まっている...
...植物の胚珠は芽を出すために必要なものだ...
...胚珠は生殖に関わる大切な器官である...
...ひとしづくの胚珠(はいしゆ)をやしなひそだてて...
大手拓次 「藍色の蟇」
...その各室内には嫩い卵子(オヴュール)(これを胚珠というのは誤りで nucellus こそ胚珠である...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...花に在る子房の中の Ovule を胚珠と呼んで誰れも疑わずにいるが元来これは明かな誤認である...
牧野富太郎 「植物記」
...まず胚珠の語の生れ出て来た歴史を言って見なければならないが...
牧野富太郎 「植物記」
...しかれば胚珠は何の訳語であったかと言うと...
牧野富太郎 「植物記」
...そして実はそれ Ovule の中心体を成している Nucellus(今の人はこれを珠心といっているがすなわちこの珠心が真の胚珠である)の訳語であったのである...
牧野富太郎 「植物記」
...卵内ニ胚珠一点アリ...
牧野富太郎 「植物記」
...我が邦人はどうしてこれを間違え Ovule を胚珠としたのかというと...
牧野富太郎 「植物記」
...その結果 Ovule を胚珠と為して...
牧野富太郎 「植物記」
...すなわちOvule 卵子(胚珠は誤称)Nucellus 胚珠(今日珠心というもの)卵子の語は Oospore の場合に用いられている事があるがこれは前々からの訳語で無いからこれを取消しそれを卵胞子とすれば宜しい...
牧野富太郎 「植物記」
...すなわちその出典は右の「植物学」ならびに前に書いた「胚珠」と同様彼の漢訳の『植物学』の書なのである...
牧野富太郎 「植物記」
...今の学者は大抵胚珠の訳語の適用を誤っている上は大学から下は小学校に至るまで今日の人々は千人が九百九十七八人まではかの普通に使用せられている胚珠の語の認識が不足している...
牧野富太郎 「植物記」
...胚珠 Ovule の訳語で無い事は始めからそうである...
牧野富太郎 「植物記」
...しかれば胚珠は何んであるかと言うとそれは疑もなく Ovule の中の Nucellus の訳名で今日の人が珠心といっているものである...
牧野富太郎 「植物記」
...そこでもしも Nucellus を胚珠とするときはそれなら Ovule を何とするかという問題にブッツカル...
牧野富太郎 「植物記」
...Nucellus に胚珠を用いる...
牧野富太郎 「植物記」
...〔補〕胚珠の問題は本書の前の頁に出ている「植物学訳語の二...
牧野富太郎 「植物記」
...しかし少くもこの胚珠の点では無学であると言われても弁解の言葉は無いであろう...
牧野富太郎 「植物記」
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