...子供が赤坊を背負うことに就いては...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...一人々々が背負うように...
岩本素白 「こがらし」
...おれだけで背負うのはイヤだという気持もあった...
梅崎春生 「狂い凧」
...背嚢を背負うのに邪魔になったり...
海野十三 「特許多腕人間方式」
...それを背負うと危(あぶな)く倒れそうになった...
田山花袋 「一兵卒」
...それは笈(おひ)づるを背負うた...
土田耕平 「さがしもの」
...何万人かの善悪の知識ののろいを背負うた受難者ができるわけだ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...その苦しみの半分を背負うだけの覚悟は...
豊島与志雄 「野ざらし」
...それがたがいに楽でよろしい」奇異なる武士はお松を背負うて...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかも背に男の子を一人背負うて...
中里介山 「大菩薩峠」
...空気ボンベを背負うと...
久生十蘭 「肌色の月」
...それらを背負うのにきわめて慣れていたから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...また好んで背負う竹籠に「壺笊(つぼざる)」と呼んでいるものがあります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...その地方の誰でもが背負うものでありますが...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...それは甲冑(かっちゅう)を纏(まと)い七つの道具を背負う弁慶の図である...
柳宗悦 「民藝四十年」
...いつも強力(ごうりき)同様に何もかも背負うてあるいた...
柳田国男 「山の人生」
...初めっから自分で背負うほうがましです」だから自分は亭主は持たない...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...我等三人は一疋づつその鯛を背負うて...
若山牧水 「樹木とその葉」
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