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種田山頭火 「其中日記」
...吾背子と相見しのちも...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...ふるさとに背子がおくりて...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...吾背子と手たづさはりて...
長塚節 「長塚節歌集 上」
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長塚節 「長塚節歌集 中」
...鍬もて背子が打てば...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...又 我が背子を納めし墓の石に似てあまたは踏まず湖水の氷 といふ作も残されてゐる...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...時々そんな題が出ると「我が背子が……」などと...
柳田国男 「故郷七十年」
...瓶に移せる薔薇の花、さて今は是れ、一人(にん)の私に見る花ならず、我背子も愛で、友も愛で、美くしきかな、安きかな、見る人々の為に咲く...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...吾背子(わがせこ)をやまとへやると小夜(さよ)ふけて鶏鳴(あかとき)露にわれ立ち霑(ぬ)れし (巻二)のごときにあっては...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...雑)吾背子(わがせこ)をなこせ((し))の山の喚子鳥君喚びかへせ夜の更けぬと((ま))に (巻十...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...山口女王)吾のみぞ君には恋ふる吾背子が恋ふとふ((といふ))ことは言(こと)のなぐさぞ((くせそ))(同...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...秋雑)わが背子に恋ひてすべなみ春雨の降るわきしらに((ず))いでてこしかも (巻十...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...わが背子(せこ)をこちこせ山と人は言へど君も来まさず((ぬ))山の名ならし((にあらし))(巻七...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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