...「彼女は胆力があって、怖いもの知らずだ」...
...「彼は胆力不足で、新しいことにチャレンジできない」...
...「その選手は試合前に胆力を養うために特別なトレーニングを行っている」...
...「彼は今回の挑戦に対して十分な胆力を持っていると思う」...
...「彼女が胆力を発揮してくれたおかげで、プロジェクトは成功した」...
...胆力もあり手腕もあり押しも押されもせぬ大政治家でございましたのに...
太宰治 「右大臣実朝」
...胆力(たんりょく)のある李張はその死骸に近寄った...
田中貢太郎 「悪僧」
...スワというとき腰を抜かさずに走れるだけの胆力を持ったものに限るのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...どうしてそれだけの胆力を養い得たかということをお話ししましょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...大きな胆力も無ければ...
中里介山 「大菩薩峠」
...胆力は命(いのち)の遣(や)り取(と)りの劇(はげ)しい...
夏目漱石 「それから」
...胆力は命の遣り取りの劇(はげ)しい...
夏目漱石 「それから」
...胆力の据(すわ)ったもんだ」「しかしあの伯父さんはなかなかえらいところがあるようだ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...自若として死を迎うる胆力は...
新渡戸稲造 「「死」の問題に対して」
...あまりに私には胆力が無さ過ぎるのだ...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...胆力がなくてはならぬ...
松本泰 「日蔭の街」
...自身の芸術の弱い部分を賢くプラスに転化させる大なる才覚と胆力とを有している...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...五百は穉(おさな)くても胆力があり...
森鴎外 「渋江抽斎」
...次に彼は人物として第一級であった、明晰(めいせき)な頭脳、胆力、識見、そして堂々たる風貌、すべてが群を抜いていた(筆者の所有する資料に白描の肖像が載っているが、それは英国の前首相ウインストン・チャーチル氏に瓜二つである)...
山本周五郎 「半之助祝言」
...「あいつ若輩にしては胆力もあり...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...七十郎は胆力もあり頭もいい人間だから...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...これは、心臓のつよさか、胆力のつよさか、腕のつよさか...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...次で即位したのが当時二十六歳の胆力あるマノエル王(1469―1521)である...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索