...「彼女は胆力があって、怖いもの知らずだ」...
...「彼は胆力不足で、新しいことにチャレンジできない」...
...「その選手は試合前に胆力を養うために特別なトレーニングを行っている」...
...「彼は今回の挑戦に対して十分な胆力を持っていると思う」...
...「彼女が胆力を発揮してくれたおかげで、プロジェクトは成功した」...
...自分たちの胆力を試してみようという勇気のある人たちもあらわれて来た...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...日本少年の胆力は...
海野十三 「空襲警報」
...「どうしても他じゃない」「どうしてあげる」「鉤のようなものを入れるか」「はやけりゃ助かるかも判らん」「何人(たれ)か胆力(ひい)の強い者はないか...
田中貢太郎 「蟹の怪」
...スワというとき腰を抜かさずに走れるだけの胆力を持ったものに限るのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...大きな胆力も無ければ...
中里介山 「大菩薩峠」
...或いは胆力を養成するために...
中里介山 「大菩薩峠」
...私だけではとてもそれほどの胆力が出て来ない...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...御父(おとう)さんから又胆力の講釈を聞いた...
夏目漱石 「それから」
...しかも胆力以上に難有(ありがた)がって然るべき能力が沢山ある様に考えられる...
夏目漱石 「それから」
...ちょっと胆力を奪われたが...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...自若として死を迎うる胆力は...
新渡戸稲造 「「死」の問題に対して」
...豆腐を買って来る胆力(たんりょく)はあるまい...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あの男の胆力の据り方は稀大だ...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...彼の智恵と胆力を利用しようとする世間師の部類に属する者が多く...
夢野久作 「近世快人伝」
...その強烈なる意志と胆力とによって...
夢野久作 「暗黒公使」
...その底の底に悪魔らしい明智と胆力に対する確信の誇りが浮き上っているのがわけもなく見え透くのであります...
夢野久作 「鼻の表現」
...次で即位したのが当時二十六歳の胆力あるマノエル王(1469―1521)である...
和辻哲郎 「鎖国」
...その胆力を以て土人との戦争に武功を立てた...
和辻哲郎 「鎖国」
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