...「彼女は胆力があって、怖いもの知らずだ」...
...「彼は胆力不足で、新しいことにチャレンジできない」...
...「その選手は試合前に胆力を養うために特別なトレーニングを行っている」...
...「彼は今回の挑戦に対して十分な胆力を持っていると思う」...
...「彼女が胆力を発揮してくれたおかげで、プロジェクトは成功した」...
...つまり胆力という問題...
海野十三 「人体解剖を看るの記」
...僅かな隙を見出す機転と胆力(たんりょく)とがあった...
海野十三 「地中魔」
...彼は大人(おとな)のような落ち着きと胆力とを以て...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...ある種の偏見や仮定の束縛から脱するだけの胆力をもってる者が...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...スワというとき腰を抜かさずに走れるだけの胆力を持ったものに限るのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...お絹も煙にまかれて、「そんなにエライ坊さんが、今時、上野にいらっしゃるのですか」「いるとも、いるとも、あの坊主の説を聞いて、おれの頭の中は一変したよ、勝や小栗のことは知らないが、まあ、あいつらに勝るとも劣るものではあるまい、あれだけの奴がこっちにいれば、よし江戸の城は明け渡しても、上野の山で持ちこたえる、あいつが軍師で、輪王寺の錦の御旗を押立てて起(た)てば、徳川の旗下が挙(こぞ)って上野へ集まる、本来、ここまで来ないうちに、もっと早く、こちらから積極的に上方へ乗出したかったんだ、あんな坊主を上方へ向けて置いて、あっちで策戦をすれば、今時、こんなに後手(ごて)を食わずに済んだものだろう、そこは、あの坊主も、内心残念がっているようだが、なんにしても、あの坊主を坊主で置くは惜しい」「そんなにエライお方を、坊主坊主と呼捨てになさって罰(ばち)が当りはしませんか、何という御出家様でございましたかねえ」「輪王寺の執当職で覚王院義観というのだ、学問があって、胆力があって、気象が天下を呑んでいる、会ってみなけりゃあ、あいつのエラさはわからん、山岡鉄太郎や、松岡万あたりも、あれの前へ出ると子供のようなものだそうだ」「お山にも、そんなエライ坊さんがいらっしっては頼もしいことでございますね」「そうだ、義観のほかに、竜王院の堯忍、竹林坊の光映などというところは、覚王院とは異った長所を持つエラ物(ぶつ)だという噂だが、とにかく、覚王院一人に逢っただけでも意を強うするに足るものだ」神尾主膳は、よほど覚王院義観に参らされて来たようで、口を極めて感歎の舌を捲くが、お絹はバツを合わせるだけで、人物論などには興味を持ちません...
中里介山 「大菩薩峠」
...御父(おとう)さんから又胆力の講釈を聞いた...
夏目漱石 「それから」
...親爺の云う所によると、彼と同時代の少年は、胆力修養の為め、夜半に結束して、たった一人、御城の北一里にある剣(つるぎ)が峯(みね)の天頂(てっぺん)まで登って、其所の辻堂(つじどう)で夜明(よあかし)をして、日の出を拝んで帰ってくる習慣であったそうだ...
夏目漱石 「それから」
...自若として死を迎うる胆力は...
新渡戸稲造 「「死」の問題に対して」
...女の子にしては恐ろしい胆力(たんりょく)だ」「下男の勇太郎を殺したのは」「多分――多分だよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...また増殖するの知見と胆力とを得せしめんと欲する者なり...
福沢諭吉 「慶応義塾学生諸氏に告ぐ」
...あの男の胆力の据り方は稀大だ...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...女子の勇気と胆力(たんりょく)とを...
柳田国男 「木綿以前の事」
...七十郎は胆力もあり頭もいい人間だから...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...その強烈なる意志と胆力とによって...
夢野久作 「暗黒公使」
...その底の底に悪魔らしい明智と胆力に対する確信の誇りが浮き上っているのがわけもなく見え透くのであります...
夢野久作 「鼻の表現」
...快川和尚(かいせんおしょう)に胆力(たんりょく)をつちかわれ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...次で即位したのが当時二十六歳の胆力あるマノエル王(1469―1521)である...
和辻哲郎 「鎖国」
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