...妻の妹にルビーの指環を買つてあたへたといふ話が出たのだ...
海野十三 「心靈研究會の怪」
...まほうはかせからルビーのカブトムシをうけとると...
江戸川乱歩 「赤いカブトムシ」
...ルビーのカブトムシを...
江戸川乱歩 「赤いカブトムシ」
...ロオペへの下されものとしてダイアとルビーの指輪を...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...ノルビーさんと伯爵の奥様! これでもやっぱり税関の...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...こんどはそれ以上に火のような赤色の或る物の背景になつていた……真赤に燃えた石炭のような赤色……聖物のルビー……聖ドロシーのバラであつた...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「とけない問題」
...ルビーやエメラルドのような一つ一つの灯は濃密な南国の夜の空気の奥にいきいきとしてまたたいている...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...モーヂヱーのトリルビーなどを捜して来てくれたのは箱崎で成長した白井である...
永井荷風 「来訪者」
...まるでルビーかなにかの宝石のように見つめた...
永井隆 「長崎の鐘」
...最後に金剛石(ダイヤモンド)とかルビーとか何か宝石を身に着けなければ夜会へは出ませんよと断然申します...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...ケルビーニ等の大先輩に知らるる機会を得た...
野村胡堂 「楽聖物語」
...真赤な電灯が大きい紅玉石(ルビー)のように...
野村胡堂 「青い眼鏡」
...赤い小さい紅石(ルビー)のようなほくろがあった筈です」「――――」茶谷会長も黙ってしまいました...
野村胡堂 「法悦クラブ」
...紅玉島(ルビーとう)の沖から...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...「本当(ほんと)? そんなら好(い)いけど……ちょいとちょいと、其代り……」と小声になって、「ルビー入りよ...
二葉亭四迷 「平凡」
...ルビーよりも赤くすきとおりリチウムよりもうつくしく酔(よ)ったようになってその火は燃えているのでした...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...一粒か二粒宛(ずつ)紅玉(ルビー)が落ちています...
夢野久作 「白髪小僧」
...留針(タイピン)は物々しい金台の紅玉(ルビー)...
夢野久作 「暗黒公使」
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