...少年の集めてゐる薔薇は燦めく紅宝石(ルビー)の如く...
ウィリアム・バトラー・イエーツ William Butler Yeats 芥川龍之介訳 「春の心臓」
...二三週間のうちに愛子は山から掘り出されたばかりのルビーと磨(みが)きをかけ上げたルビーとほどに変わっていた...
有島武郎 「或る女」
...ルビーのカブトムシをかくしていたのです...
江戸川乱歩 「赤いカブトムシ」
...手錠を嵌(は)められた肥ったノルビーと...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...手錠のノルビー氏は慌(あわ)てて顔を背(そむ)ける...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...紅宝石(ルビー)...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...オージルビーの家族はそれ等の宝石類を抜取りて...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「作男・ゴーの名誉」
...ルビーと煉瓦(れんが)の欠けらとが一つになるか...
寺田寅彦 「柿の種」
...」ちょっとしたルビー入りのと...
徳田秋声 「爛」
...まるでルビーかなにかの宝石のように見つめた...
永井隆 「長崎の鐘」
...紅玉石(ルビー)の唇...
野村胡堂 「古銭の謎」
...紅玉石(ルビー)の如く赤く...
野村胡堂 「葬送行進曲」
...ルビーを撒き散らし...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...ルビー鉱山が関係しているとしたら...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...ルビーなど総額二百万ポンドもの宝飾や...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...ところが「トゥルビーン家の数日」も「赤紫の島」も上演禁止になった...
宮本百合子 「新たなプロレタリア文学」
...ふるえ出して思わず低く叫んだためにその夜の男はよろこんで私にルビーの指環をくれたのが私がはじめてお前をつけて...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...肌は水晶血は紅玉(ルビー)...
夢野久作 「白髪小僧」
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