...余所ながら拝見した肩衝とかいふ茶入にそつくりな点(ところ)があるやうに思ひました...
薄田泣菫 「小壺狩」
...松平不昧は稀代の茶入油屋肩衝(あぶらやかたつき)を自分の手に入れた...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...不昧はこの肩衝の茶入に...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...胴に珠のような潤いをもった肩衝の茶入だった...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...松平不昧なども秘蔵の唐物(からもの)茶入油屋肩衝(あぶらやかたつき)に円悟墨蹟を配したのに対して...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...不昧はこの肩衝の茶入に...
薄田泣菫 「茶話」
...胴に珠のやうな潤ひをもつた肩衝の茶入だつた...
薄田泣菫 「茶話」
...徳川家御自慢の初花肩衝も...
薄田泣菫 「利休と遠州」
...最初にちらとこの肩衝を見た時から...
薄田泣菫 「利休と遠州」
...しきりと肩衝を繰り返して...
薄田泣菫 「利休と遠州」
...雲山の肩衝を手のひらに載せて...
薄田泣菫 「利休と遠州」
...二雲山肩衝の破片を拾ひ集めた茶人の手で...
薄田泣菫 「利休と遠州」
...若狭盆に載せられた肩衝の茶入が眼につくと...
薄田泣菫 「利休と遠州」
...肩衝の名前です」「肩衝? 肩衝といふと――」老人の寂しい顔に一脈の火が点ぜられました...
薄田泣菫 「利休と遠州」
...そのほか肩衝にはいろいろあるが...
薄田泣菫 「利休と遠州」
...その肩衝をお賞めなさいました」「いや...
薄田泣菫 「利休と遠州」
...豆腐屋の茶碗」「斗々屋(ととや)の茶碗だろう」「それから肘突(ひじつき)の茶入」「肩衝(かたつき)の茶入だよ」「いちいち覚えちゃいませんがね...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...前面の肩衝山(かたつきやま)...
吉川英治 「私本太平記」
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