...むしろ軟体動物にちかい肢体(したい)をもっているのはなぜか」海底超人の軟体については...
海野十三 「海底大陸」
...倒れて四肢は緩みたり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...四肢には骨がなくなり肉には筋肉がなくなったかのように...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...自分の四肢五体までがすっかり...
中里介山 「大菩薩峠」
...骨細でよく脂ののつた肢體は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...わが輝やく城の肢體をしてみがきしたしく魚らと淫樂せしめてよ...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...ああ故郷にあればいのち青ざめ手にも秋くさの香華おとろへ青らみ肢體に螢を點じひねもす墓石にいたみ感ず...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...選択肢はない……...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...四肢を延ばして上向けになると...
牧野信一 「砂浜」
...亀の子のやうに四肢をかじかめて床へもぐつた...
牧野信一 「凸面鏡」
...ジョーは後肢でくるりとおきなおつて顔を合わせ...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...四肢をときどき慄はして眠つてゐる犬...
横光利一 「榛名」
...と四肢の先に脈うたせているばかり...
吉川英治 「江戸三国志」
...骨ぼそだが四肢は長く...
吉川英治 「私本太平記」
...背は五尺そこそこだが、四肢の節々には、何処となく、当り難い弾力と闘志がこもっていて――いわば、この飼主も、連れている犬と同じように、まだ山犬の性が多分に脱化しきれない――野獣から家畜への過渡期にあるのと同様な――山侍の一人だった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...頂部から複数伸びる太さ三十センチメートルの伸縮性の肢の先端に付着していた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
...その豊満な肢体や...
和辻哲郎 「麦積山塑像の示唆するもの」
...しかしその効果から言えば面が肢体を獲得したのである...
和辻哲郎 「面とペルソナ」
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