...股旅映画みたい……」真剣な俺の言葉を...
高見順 「いやな感じ」
...剣劇の股旅(またたび)ものや...
寺田寅彦 「映画芸術」
...「股旅千一夜」(日活)は社会風刺で大カット...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...或いは又股旅物やチャンバラは大衆文学だと云われる...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...「股旅もの」が流行し...
中井正一 「大衆の知恵」
...海千山千の股旅者ではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...股旅(またたび)の鐵之助といふちよいと苦み走つた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...股旅(またたび)かけた草鞋(わらじ)を穿(は)けと...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...股旅(またたび)草鞋(わらじ)を直ぐにも穿こうか...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...股旅の路に踏み出す...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...股旅(またたび)物...
服部之総 「志士と経済」
...画壇では「股旅の三十郎」という綽名(あだな)をつけている...
久生十蘭 「生霊」
...小太夫の出しもの長谷川伸の「股旅草鞋」がよかった...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...お次は大連(たいれん)の貿易商で満鉄の大株主股旅由高(またたびよしたか)...
夢野久作 「爆弾太平記」
...例へば、特に今日の文化的民衆の間には殺伐だといはれたり、餘りに復古的だといはれたり、また退歩的だと見られたりするやうな封建的な人物、道徳、時代相などを書くうちに、人物には宮本武藏のやうな劍客とか、股旅的人物とか、また戰國の鬪將連が登場する...
吉川英治 「折々の記」
...兇状持ちの股旅者(またたびも)ンだな...
吉川英治 「新・水滸伝」
...すっかり元気を取り戻したかの股旅者は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...股旅(またたび)でも...
吉川英治 「新・水滸伝」
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