...平然として実行する肝っ玉にあるのです...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...若い者たちは、鬼を一拳の下になぐり殺したこの親分の底の知れない腕っぷしと、肝っ玉に、ひたすら恐れ入っているらしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...肝っ玉ときた日にはみじめなものだな」不破の関守氏からこう言ってからかわれたので...
中里介山 「大菩薩峠」
...「知りませんよ――男と逢引する位な肝っ玉のお房さんですもの...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...八五郎よりは肝っ玉が太くなかったかも知れないということにして...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...肝っ玉がひっくり返ったものですよ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「メールストロムの旋渦」
...この女の肝っ玉に驚いた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...肝っ玉もあるし」「さあ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
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