...然しそこに出来上った結果はその政治家の肖像でもなく...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...肖像画少年少女のためにむかし...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...従兄弟たちが肖像画を一切合切とっておいたんだ...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「長い部屋」
...僕は君がその肖像画から目を離したのに気がついたんだ...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「入院患者」
...皆が云う通りの不肖の兄...
豊島与志雄 「不肖の兄」
...ちょうどガラー(訳者注 大革命から帝政時代の政治家)の古い肖像を見るがようであった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...倅(せがれ)の善太郎は少し不肖で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一方の壁にはベートホーヴェンのあのいかめしい肖像画をかけているかと思うと...
浜尾四郎 「殺人鬼」
...肖柏のごとく少年より交久しく...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...われわれの見たのは肖像画そっくりのナポレオンだった...
久生十蘭 「フランス伯N・B」
...牙のある肖像嘗ての日...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...肖像画があり/\と残つてゐる...
牧野信一 「鱗雲」
...「母の肖像」の例をひいていらっしゃるように...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...身不肖ながら、叛軍(はんぐん)いかに気負うとも、散開(さんかい)に斬りふさぎ、要害に守り支え、もし急変があればふたたび速報申しあげます」と、頼もしげに云い放ち、即刻三千余騎の精兵をひきいて都へ馳せ上った...
吉川英治 「三国志」
...「不肖(ふしょう)...
吉川英治 「三国志」
...健吉さんに嘱して載せた高徳の肖像画も...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...不肖(ふしょう)ながら...
吉川英治 「山浦清麿」
...何の効もあがらぬではないか」「不肖(ふしょう)羅門塔十郎...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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