...私たちは、肉身で会って話したいと思います...
...彼は肉身勝負を挑みたがります...
...この本では、肉身感覚を重視する文化について説明されています...
...肉身離れした感覚を味わえる映画が公開されました...
...幽体離脱の練習をして、肉身と精神を分離することができました...
...おれの肉身に宿らせ給う...
芥川龍之介 「俊寛」
...肉身の、忘れる事のできない「弟」である...
芥川龍之介 「偸盗」
...余の愛するものは肉身においても失(しっ)せざりしなり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...その時悲しむはずの肉身達はほっと安心し...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魂の喘ぎ」
...幸子は自分の肉身の者の度重なる不行跡(ふぎょうせき)を何として耻を感ずることなしに打ち明けることが出来ようぞ...
谷崎潤一郎 「細雪」
...肉身の関係だからね...
田山録弥 「ある日」
...而してこゝに謂ふ見るの義がかの基督の一弟子が手もて再生の基督の肉身に触れて...
綱島梁川 「予が見神の実験」
...正に親心や親子の情と云った肉身的なセンチメントが無条件に支配する処となるのは必然だ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...うら若き肉身の初心なる聖(きよ)き羞恥(しゅうち)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...衰えた肉身にひそむ疲れた魂ばかりが直覚し得る声ならざる声である...
永井荷風 「曇天」
...死とは霊魂が肉身を離れることだ...
永井隆 「この子を残して」
...霊魂が肉身を離れることが死であるのも何の無理なく理解できた...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...もう肉身保存について頭を使わなくなるでしょう...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...しかも哀しき肉身交歡の形見をだにもとめない頽廢徳者だ...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...自らの肉身に刺して血を流す時...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...死体の肉身はいちじるしく腐爛し...
久生十蘭 「湖畔」
...自分の肉身からかいてゆくと...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...后のからだは女体の肉身ではなくして十一面観音の像に現われている...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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