...露肆の主人のいふやう...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...書肆(ほんやの)文求堂をもうちっと富坂寄(とみざかより)の大道へ出した露店(ほしみせ)の...
泉鏡花 「婦系図」
...一夕散歩の際書肆に至り...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...ロンドン書肆発行の東洋学に関したる書類西洋には近年大いに東洋学を研究すること流行し...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...書肆(しょし)からなるべく多く追加原稿をそろえてつけるようにとの要求を受けたが...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...その人は両国橋詰(はしづめ)のある書肆(ほんや)の女主人だつた...
薄田泣菫 「茶話」
...麹町(かうぢまち)に金尾文淵堂といふ書肆(ほんや)が居る...
薄田泣菫 「茶話」
...そこで市中へ花肆(はなみせ)を出して売ると...
田中貢太郎 「黄英」
...際物師の書肆が来て...
田中貢太郎 「死体の匂い」
...今度は右側になった馬喰町三丁目の書肆の跡を見出そうと思い思い歩いた...
田中貢太郎 「死体の匂い」
...書肆(しょし)からも催促される...
田山花袋 「蒲団」
...一二の出版書肆(しょし)へまわされた果てに...
徳田秋声 「仮装人物」
...別所次生が校正係として勤めていた書肆の編輯員に...
豊島与志雄 「椿の花の赤」
...あらゆる放肆(ほうし)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...多年出入りの竹田屋という古書肆の主人が毎日大久保の庭の上に家財道具を運び出して売るものと残すものとを択り分けてくれた...
永井荷風 「写況雑記」
...倹約は吝嗇(りんしょく)に傾きやすく文華は淫肆(いんし)に陥りやすく尚武はとかくお釜(かま)をねらひたがるなり...
永井荷風 「猥褻独問答」
......
正岡子規 「俳人蕪村」
...再びある書肆の編輯局に勤めるやうになつたのでした...
水野仙子 「道」
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