例文・使い方一覧でみる「聳ゆ」の意味
スポンサーリンク...非常なる高さに聳ゆるの力あるものは... 
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...すなわち高く美しくしかも孤峰として聳ゆるもの...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
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淺井洌 「信濃國」
...到底自然が専有する色彩の美を摩して聳ゆることは出来ない...
有島武郎 「描かれた花」
...）灣（いりえ）の背後（うしろ）に一山の聳ゆるありて...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...彼の世界に名高き火山の半空に聳ゆるを見る...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...そのうしろ樓門聳ゆ...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...雙峰の天に聳ゆるを馬耳に譬ふるは...
大町桂月 「春の筑波山」
...欝蒼の森も聳ゆる山々も...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...十萬の鐵馬アルベラ（一）のあらしを蹴りて驅けし後三千の精騎ルビコン（二）の流亂して越えし後彼に比べんものやたぞ群山遠く下に見て空に聳ゆるアルプスの高きは君の名なる哉...
土井晩翠 「天地有情」
...巖のように聳ゆる鉄筋コンクリートの建物の屋上から...
豊島与志雄 「エスキス」
...されば氷川の森の背後にかの殺風景なる三聯隊の兵舎の聳ゆるなくんば東京市内の空地の中風光絶佳の処となすも決して過賞にあらざるべし...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...相聳ゆる群山の頂を麓となして立するものあり...
長塚節 「草津行」
...遙かなる空を遮つて聳ゆる連山の間に峰の丸い然かも雄大な山が一つ見える...
長塚節 「旅の日記」
...このシリベシ山は北海道後志の国から胆振の国に跨って聳ゆるマッカリヌプリの事で一に蝦夷富士と呼び昔から著名な高山である...
牧野富太郎 「植物記」
...高く聳ゆるばら色だつた或る突角...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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若山牧水 「みなかみ紀行」
...聳ゆるというよりいかにもおっとりと双方に大きな尾を引いて静かに鎮座しているのである...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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