...あしたはあなたのお声が聞けると思ひますと...
伊藤野枝 「書簡 大杉栄宛」
...折角(せっかく)聞けると思ったことが...
海野十三 「地球盗難」
...ゆっくり話が聞ける...
江戸川乱歩 「影男」
...まじめに聞ける人...
太宰治 「HUMAN LOST」
...誓言聞けるプリアモス...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...』其言聞ける衆人は牛と騾馬とに軛(くびき)着け...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...聞けることは聞いておいても損はあるまい...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...武男さんの事だがの――」むなしき槽櫪(そうれき)の間に不平臥(ふてね)したる馬の春草の香(かんば)しきを聞けるごとく...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...予審廷にて聞けることを繰り返し語るは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...せっかく来ても聞けるか聞けないかと...
中里介山 「大菩薩峠」
...子供扱いにするのは無理のないことだというような説もなるほどと聞ける...
中里介山 「大菩薩峠」
...猫の癖に運動なんて利(き)いた風だと一概に冷罵(れいば)し去る手合(てあい)にちょっと申し聞けるが...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...二人まで人を殺した恐ろしい下手人(げしゆにん)の名を聞けるのかも知れないと思つて居る樣子です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...でも後ろ手の立ちん棒で、歌は聞ける...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...暗闇の覆いに紛れて何か聞けるかしれないし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...Fや鴎丸の声なら聞ける! と思つた...
牧野信一 「円卓子での話」
...始めて聞けるのではないでしょうか...
柳宗悦 「民藝四十年」
...今は行きさへすれば毎晩聞けるといふ...
若山牧水 「梅雨紀行」
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