...名は聞き洩らしましたがとにかく狐だつたさうです...
江南文三 「佐渡が島から」
...遺憾ながらラッセルの使った原語を聞き洩らした...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...それを聞き洩らしたのは重大な手落ちだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...尤も回教徒のアラビア人がそれをありがたがるのはどういう解釈だか聞き洩らしたが...
野上豊一郎 「処女の木とアブ・サルガ」
...おしいことに私はこれを聞き洩らしている...
長谷川時雨 「豊竹呂昇」
...この納(おさ)まりがどうなったか聞き洩らしたが...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...――聞き洩らして不覚すな」光秀の側から物頭の一名が口へ掌(て)を囲んで...
吉川英治 「新書太閤記」
...聞き洩らしていたが...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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