例文・使い方一覧でみる「聊」の意味


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...(いささ)か通らしい顔をすれば...   聊か通らしい顔をすればの読み方
芥川龍之介 「上海游記」

...「一千一夜物語」愛好者の為に(いささ)か気の毒である...   「一千一夜物語」愛好者の為に聊か気の毒であるの読み方
芥川龍之介 「リチヤアド・バアトン訳「一千一夜物語」に就いて」

...彼は自分の人格がかも憤慨に價しないほど卑しいところも汚いところもない人格だと云へないことを悲しいと思つた...   彼は自分の人格が聊かも憤慨に價しないほど卑しいところも汚いところもない人格だと云へないことを悲しいと思つたの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」

...其代り私は一日として心の無を感じた事がない...   其代り私は一日として心の無聊を感じた事がないの読み方
石川啄木 「菊池君」

...雨窓無(ぶりよう)...   雨窓無聊の読み方
内田魯庵 「八犬伝談余」

...威張つても槍を立てることは出來ないぢやないかと言うてか冷笑して居つたが...   威張つても槍を立てることは出來ないぢやないかと言うて聊か冷笑して居つたがの読み方
竹越與三郎 「日本の眞の姿」

...実に無(ぶりょう)に苦しめられた...   実に無聊に苦しめられたの読み方
津田左右吉 「流れ行く歴史の動力」

...無に苦しむ人は何をしなければならぬという一定の目的はない...   無聊に苦しむ人は何をしなければならぬという一定の目的はないの読み方
津田左右吉 「流れ行く歴史の動力」

...翁は其出版を見て(いささか)喜(よろこび)の言を漏(も)らしたが...   翁は其出版を見て聊喜の言を漏らしたがの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...(いささ)か緩なるも...   聊か緩なるもの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...(いささ)かその辛苦の業を手にふれ給ふ...   聊かその辛苦の業を手にふれ給ふの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...歌の上にか所見を異にし...   歌の上に聊か所見を異にしの読み方
長塚節 「長塚節歌集 上」

...結局(つまり)総体の年数から云えば前と(いささ)か変りはないが...   結局総体の年数から云えば前と聊か変りはないがの読み方
「私の経過した学生時代」

...(いささ)かうで玉子を剥いて...   聊かうで玉子を剥いての読み方
野村胡堂 「古城の真昼」

...而してもしその動機が外面に表われない場合にはかも殺人の疑いさえ起り得ない筈ではないか...   而してもしその動機が外面に表われない場合には聊かも殺人の疑いさえ起り得ない筈ではないかの読み方
浜尾四郎 「彼は誰を殺したか」

...利章は只此度(このたび)の事は(いさゝか)存ずる旨(むね)があつて申し上げた...   利章は只此度の事は聊存ずる旨があつて申し上げたの読み方
森鴎外 「栗山大膳」

...日吉は無(ぶりょう)な顔して...   日吉は無聊な顔しての読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...丁度その彼女の纏っているか流行おくれなワンピースの碧羅が...   丁度その彼女の纏っている聊か流行おくれなワンピースの碧羅がの読み方
蘭郁二郎 「植物人間」

「聊」の読みかた

「聊」の書き方・書き順

いろんなフォントで「聊」

「聊」の英語の意味


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