...一つには耳順の父を託すために特に小中出身の篠崎を聘して無賃で提供したのであった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...命を知り耳順ふところの味...
種田山頭火 「其中日記」
...わたくしの年齢は既に耳順に達してゐた...
永井荷風 「勲章」
...年耳順を越えて矍鑠たり...
長塚節 「草津行」
...年耳順を過ぎて山河を跋渉するに壯者に讓らない...
藤原咲平 「山岳美觀」
...どうも耳順にはなれさうもない...
吉川英治 「折々の記」
...六十にして耳順(したが)う...
和辻哲郎 「孔子」
...耳順の年等を持つと考えられる...
和辻哲郎 「孔子」
...耳順(じじゅん)の年に我意をもって人と争うこともあるであろう...
和辻哲郎 「孔子」
...むしろ六十耳順(じじゅん)に関係ある時代(五十七歳―七十歳)であって...
和辻哲郎 「孔子」
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