...現に僕の耳学問によれば...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...けれども彼はその執拗な質問で自分の耳学問を進めていったのです...
伊藤野枝 「ある男の堕落」
...実際耳学問であるか...
大隈重信 「我輩の智識吸収法」
...これこそ真の耳学問である...
大隈重信 「我輩の智識吸収法」
...耳学問の出来ぬ方の性質だと思う...
大隈重信 「我輩の智識吸収法」
...それだから耳学問をやろうと思えばそれは出来そうにもあるが...
大隈重信 「我輩の智識吸収法」
...大いに耳学問になるだろうという人がある...
大隈重信 「我輩の智識吸収法」
...我輩の如き短気な剛情者には耳学問は誠に不適当である...
大隈重信 「我輩の智識吸収法」
...それというのも耳学問で...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...仏教も知っていることといえば耳学問の程度だ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...耳学問でも何でも好いから広く且つ深く...
田山録弥 「小説新論」
...『耳学問! 耳学問! それが肝心だ...
田山録弥 「私の考へてゐる事」
...耳学問! それは取りやうによつてはわるく誤解されるかも知れない...
田山録弥 「私の考へてゐる事」
...彼の大多数の知識は主として耳から這入(はい)った耳学問と...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...つまりその頃読んだ書物の耳学問で...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...いかに耳学問の早い物識りのお喋り坊主でも...
中里介山 「大菩薩峠」
...耳学問で十分間に合ふやうになつてゐる...
中原中也 「芸術論覚え書」
...この日の耳学問の記念ではなかったとしても...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
便利!手書き漢字入力検索