...この曲は耳に入れるメロディーがある...
...彼女の話は耳に入れる価値がある...
...そんなことは耳に入れることもなかった...
...ニュースを耳に入れる前に、自分で確認することが大切です...
...騒音の中、彼女の声が耳に入れるようだった...
...また一方ではこう云う事実も古来決して絶無ではなかったと云う事をお耳に入れるために...
芥川龍之介 「二つの手紙」
...すぐお耳に入れるようにとのいいつけです」「ああ...
海野十三 「海底大陸」
...三十分毎の一つの音だけを耳に入れるのであろう...
豊島与志雄 「蔵の二階」
...それを耳に入れる様子はなく...
中里介山 「大菩薩峠」
...左様な諫言(かんげん)を耳に入れる人だか...
中里介山 「大菩薩峠」
...親分方のお耳に入れるような事じゃありゃしません」久兵衛は一向事もなげです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そんな噂などを耳に入れる隙(ひま)があらうとは思はれません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...御目付衆の耳に入れるとか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...東京の本邸でその噂を耳に入れるや否や...
正宗白鳥 「玉の輿」
...故人が煩悶(はんもん)していた話もお耳に入れることにしたいと常に思っていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そして三階の階段にかかった足音を耳に入れると...
室生犀星 「三階の家」
...いつかそっとお耳に入れることにいたしましょう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...声を嗄(か)らして制止しているが耳に入れる者なんか一人も居ない...
夢野久作 「爆弾太平記」
...家兄の耳に入れるまでもない些事(さじ)に過ぎん...
吉川英治 「三国志」
...あとで行房からそのことをお耳に入れると...
吉川英治 「私本太平記」
...お耳に入れるのを憚(はばか)って...
吉川英治 「新書太閤記」
...お耳に入れるまでもない儀と...
吉川英治 「新書太閤記」
...そっと耳に入れるわけだが...
吉川英治 「夏虫行燈」
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