...午後七時過ぎ普軍は全くその予備隊を消耗するに至った...
石原莞爾 「戦争史大観」
...電源ノ消耗(ショウモウ)ト...
海野十三 「壊れたバリコン」
...例えば全身に対して局所の消耗...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...消耗品とガソリン代等を合算すれば...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...それによって多くの損耗がふせげるのである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...はげしくはたらいてしまうとからだの消耗をおぎなうためにまたたくさん食わなければならないことになる...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...早期ニ精力ヲ消耗(しょうもう)シ尽シ...
谷崎潤一郎 「鍵」
...いつものとおり失望と悲憤との余り息切れがするまで精神が消耗しているので...
近松秋江 「霜凍る宵」
...おそらく一生を放浪の旅に消耗(しょうもう)しなければなるまい...
寺田寅彦 「地図をながめて」
...天理教で財産を耗(す)って...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...精神力の消耗の故であろうか...
豊島与志雄 「悲しい誤解」
...そして心身を消耗すること...
豊島与志雄 「どぶろく幻想」
...芯まで消耗しきって打ちのめされていたので...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...従って青春期を消耗させずに送る...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...所過のところに、その家耗散して、愛見の魔となりて、如来の種を失せん...
三木清 「親鸞」
...一つ体中諸機関の消耗(しょうもう)を補いて肉ともなり...
村井弦斎 「食道楽」
...人手を耗(へ)らすのは損でございます...
森鴎外 「山椒大夫」
...苦労になって血まで耗(へ)る...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
便利!手書き漢字入力検索