...若し公をして耐忍(たいにん)の力無く...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...わが学生の小成に安んじて耐忍...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...耐忍不抜の精神は...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...生活する間は耐忍するとせり...
関寛 「関牧塲創業記事」
...然れども注意して少量にして尚空腹を覚ゆるを耐忍せり...
関寛 「関牧塲創業記事」
...とうとう耐忍(がまん)しきれなくって...
近松秋江 「うつり香」
...耐忍(たいにん)の力あることをもってその強さが計られる...
新渡戸稲造 「自警録」
...何事も耐忍(がまん)せよといふのでなく...
長谷川時雨 「尼たちへの消息」
...それ故目前の争論を惹き起すまいとして耐忍の上にも耐忍をした此日の苦痛は心骨にしみ徹るのであつた...
平出修 「計画」
...それ故目前の爭論を惹き起すまいとして耐忍の上にも耐忍をした此日の苦痛は...
平出修 「計畫」
...耐忍(がまん)してやッと飲み込んだ...
広津柳浪 「今戸心中」
...やっと四十越して世間に出てすこしずつ耐忍も出て来た有様です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それに非常に耐忍力が強いのですから...
森鴎外 「蛇」
...耐忍してこれを実行すること屡々なり...
森鴎外 「舞姫」
...耐忍勉強の力と見えしも...
森鴎外 「舞姫」
...耐忍してこれを実行することしばしばなり...
森鴎外 「舞姫」
...耐忍勉強の力と見えしも...
森鴎外 「舞姫」
...それを耐忍したのだから...
森鴎外 「余興」
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