例文・使い方一覧でみる「耐えがたい」の意味
スポンサーリンク...（不幸を携えて君たちに再会するということは）僕には耐えがたい... 
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...常人としては耐えがたい訓練を経てきた千太郎――ではない万吉郎であったけれど...
海野十三 「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」
...耐えがたい臭気とが残った...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...自由ほど耐えがたいものは他にないからである！ このむき出しになって焼け果てた荒野の石を見よ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...彼に耐えがたい憤懣（ふんまん）を覚えながらこう考えた...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...ここに泊まることはほかの理由からならおそらく耐えがたいだろうが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...すでにわたしに対する耐えがたい侮辱です...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...城の人たちにとって昼間見るのは耐えがたい陳情人たちを...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...父親のあの耐えがたいしっしっという追い立ての声さえなかったら...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...事実のところをたしかめて見たく好奇心の荷重で耐えがたいほどになった...
久生十蘭 「海豹島」
...どうしたのか急に耐えがたい倦怠を感じて壁に凭れたと思うと...
久生十蘭 「ハムレット」
...耐えがたいことであった...
火野葦平 「花と龍」
...人間が野蛮と暴力に耐えがたいという自然な弱さで――それだからこそ人民は非人間的権力や戦争に反対してたたかうことを余儀なくされるのであるが――生の防衛の本能にみちびかれて...
宮本百合子 「あとがき（『宮本百合子選集』第十巻）」
...それがまざまざと感じられる苦痛は耐えがたいものだ...
山本周五郎 「薊」
...以前のように耐えがたいというほどではない...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...なにより耐えがたいのは心の痛手であった...
山本周五郎 「さぶ」
...耐えがたいほどであるが...
山本周五郎 「山彦乙女」
...衆人のなかで耐えがたい辱（はずかし）めに遭（あ）ったということは...
吉川英治 「新書太閤記」
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