...龍子には憎くて耐らなかつた...
伊藤野枝 「監獄挿話 面会人控所」
...三私がその苦痛に耐え得なくなってから...
伊藤野枝 「「別居」について」
...頭を下にしたまま彼は苦痛に耐え...
梅崎春生 「日の果て」
...そして種子の形をした耐圧空気室があった...
海野十三 「怪星ガン」
...あらかじめそれに対抗するほどの耐圧構造物を用意し...
海野十三 「地球を狙う者」
...全てが忍耐の結晶だった...
海野十三 「流線間諜」
...そして恐怖に耐えぬ彼の瞳がじっと空を見詰めた...
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」
...それと同じ湯につかっているのに耐えられなくなったのか...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...同様にこの到底忍ぶべからざる困難を耐え忍んでいるのである...
戸坂潤 「社会時評」
...耐えてゆくのは力に及ばぬかもしれぬでな...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...忍耐して私のあとについて来...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...私は背筋が熱くなるような思いを耐(た)えて...
林芙美子 「清貧の書」
...忍耐もそれほど要らない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...しおらしい忍耐の閃く姿を描き出そうとしているのだが...
宮本百合子 「映画女優の知性」
...可笑(をか)しさを耐(こら)へ居る如き顔付きを致し候...
アルツウル・シユニツツレル Arthur Schnitzler 森林太郎訳 「アンドレアス・タアマイエルが遺書」
...あの博学と忍耐とが織り込まれている『ポリチカ』の著者リプシウス**などもそうでございます...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼は痛さを耐へて血の中に蹲つてゐると...
横光利一 「悲しみの代價」
...自分のために真紀子を突き落すことは矢代は耐え難かった...
横光利一 「旅愁」
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