...若し公をして耐忍(たいにん)の力無く...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...「生意気な汽船だ」先任将校が耐(こら)えかねたように...
海野十三 「太平洋雷撃戦隊」
...耐えられぬ程の空腹に襲われていた...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...モルモン教徒が道中どのような試練や苦しみに耐え...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...私など絵の普通の展覧会は到底見るに耐えないのである...
戸坂潤 「読書法」
...依然として全国民が耐乏生活にたえて...
中谷宇吉郎 「身辺雑記」
...その怖ろしい冒險がいらいらして迫つて來ることに耐へられなかつた...
林芙美子 「雨」
...僕は寒村に移つて飢餓の月日を耐へてきた...
原民喜 「魔のひととき」
...私はあなたに何事もあるがままに話すことには耐えられなかった...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...きみはこの惨めな境遇にもう耐えられない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...周三は耐らず嫌な氣持がしたので...
三島霜川 「平民の娘」
...耐(こら)えられなくなり...
南方熊楠 「十二支考」
...私ひとり黙って耐えている方がよいこととはすこし違うでしょう? これから先の複雑な推移のなかで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...始めは壁土を喰ひたくて耐らぬので人に隠れては壁土を手当り次第に食つた...
村山槐多 「悪魔の舌」
...貧しいうえに耐えがたいくらい悪い環境に育ち...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...とうてい負担に耐えがたいものであった...
山本周五郎 「似而非物語」
...独り苦しみに耐え...
吉川英治 「新書太閤記」
...またはそれよりも耐久力の少い固定資本をもって...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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