...美妙は実に純文学を代表して耆宿(きしゅく)依田百川(よだひゃくせん)と共に最始の少数集団に加(くわわ)っていたので...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...文章識見共に当代の雄を以て推される耆宿(きしゅく)と同格に扱われた...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...貴族若くは耆宿の名譽職たりし公使の任務を有能者に引渡して...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...貴族若くは耆宿の名誉職たりし公使の任務を有能者に引渡して...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...江戸川両耆宿(きしゅく)をはじめ新人少なからずといえども...
平林初之輔 「甲賀三郎『琥珀のパイプ』序」
...名をいえばすぐ分かる詩壇の耆宿(きしゅく)で...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...特に耆宿(きしゅく)として枳園を優遇し...
森鴎外 「渋江抽斎」
...」頃日(このごろ)亡くなつたベルジツク文壇の耆宿(きしゆく)カミイユ・ルモンニエエの小説を訳したのは...
カミイユ・ルモンニエエ Camille Lemonnier 森林太郎訳 「聖ニコラウスの夜」
...各流の耆宿(きしゅく)が六...
山本笑月 「明治世相百話」
...石州怡渓派の耆宿(きしゅく)で随一の学者だけに教授も厳格...
山本笑月 「明治世相百話」
...同門の耆宿啓室座元を代らしめて住持(じゅうじ)となし...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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