例文・使い方一覧でみる「耄」の意味


スポンサーリンク

...平太夫も近頃はめっきり老(おいぼ)れたと見えまして...   平太夫も近頃はめっきり老耄れたと見えましての読み方
芥川龍之介 「邪宗門」

...あの図太い老(おいぼれ)奴(め)...   あの図太い老耄奴の読み方
海野十三 「軍用鼠」

...まだ職工なんかにやっつけられる程碌(もうろく)はしないつもりだ...   まだ職工なんかにやっつけられる程耄碌はしないつもりだの読み方
江戸川乱歩 「五階の窓」

...叔父上はもうろく(碌)しているなどゝ申されて一向おきゝいれになりませなんだので...   叔父上はもうろくしているなどゝ申されて一向おきゝいれになりませなんだのでの読み方
谷崎潤一郎 「盲目物語」

...同宿の老遍路さんが碌してゐると思つたのは間違だつた...   同宿の老遍路さんが耄碌してゐると思つたのは間違だつたの読み方
種田山頭火 「行乞記」

...之で見ると鈴木総裁も案外碌してはいなかったらしい...   之で見ると鈴木総裁も案外耄碌してはいなかったらしいの読み方
戸坂潤 「現代日本の思想対立」

...あの変な老(おいぼれ)めが...   あの変な老耄めがの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...すり切れたあわれな老(おいぼれ)の魂とはなっていたけれども...   すり切れたあわれな老耄の魂とはなっていたけれどもの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...わたくしは老(ろうもう)した今日に至ってもなお能(よ)く左の二十八字を暗記している...   わたくしは老耄した今日に至ってもなお能く左の二十八字を暗記しているの読み方
永井荷風 「十九の秋」

...寝(ねぼ)けた昔に徊(ていかい)するほど...   寝耄けた昔に徊するほどの読み方
夏目漱石 「門」

...――親父の源太郎は今こそ老(おいぼ)れた顔をしているが...   ――親父の源太郎は今こそ老耄れた顔をしているがの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...だが老いて既に碌(もうろく)し...   だが老いて既に耄碌しの読み方
萩原朔太郎 「日清戦争異聞」

...遊びに(ほう)けて先刻(さつき)にから呼ぶをも知らぬか...   遊びに耄けて先刻にから呼ぶをも知らぬかの読み方
樋口一葉 「たけくらべ」

...まだそれほど(ぼ)けちあゐねえよ...   まだそれほど耄けちあゐねえよの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」

...ふだん(ぼけ)ている男に似ず...   ふだん耄ている男に似ずの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...老(おいぼれ)め...   老耄めの読み方
吉川英治 「牢獄の花嫁」

...他方にこれと全然構造を異にする及愚翁本が存したということは...   他方にこれと全然構造を異にする耄及愚翁本が存したということはの読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

...しかしこの種の想像はさらにさかのぼって及愚翁が転写したその原本にも及ぼせるかも知れぬ...   しかしこの種の想像はさらにさかのぼって耄及愚翁が転写したその原本にも及ぼせるかも知れぬの読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

「耄」の読みかた

「耄」の書き方・書き順

いろんなフォントで「耄」


ランダム例文:
まっかな嘘   笑顔を見せる   山小屋  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
卒業証書   証券取引所   指定席  

スポンサーリンク

トップへ戻る