例文・使い方一覧でみる「老母」の意味
スポンサーリンク...「老母と一緒に買い物に行きました... 
...「老母は健康に気を使っています...
...「老母は私の言うことを聞いてくれません...
...「老母が旅行に行っている間、家を守りました...
...「老母のおかげで、私はしっかりと育てられました...
...腹や傷めむと叱らるゝ老母の目を盗んでは...
石川啄木 「閑天地」
...これぢやらちがあかん」老母は...
武田麟太郎 「現代詩」
...この隠居所ではたらいているお里という老母づきの女中が...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...これは並びない美人であったから、かねて秀次から所望されていたけれども、常陸介は何と思ったか、ちと差支えがございますからと云って、母親に附けて越前へ下しておいたのであるが、最期の時に小童の野中清六を呼び、その方主人の供をして腹を切ろうと云う志は忝（かたじけな）いが、しばらく長らえて北国へ下り、老母と、妻と、娘の身の上を何とか始末して貰（もら）えまいか、此の期（ご）に及び唯それだけが心がゝりであると云うので、いかさま御諚（ごじょう）に従いましょうと、清六は直ぐに越前へ下った...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...お内儀（かみ）さん」老母（ばあさん）は幾（いく）らでも勢（いきほ）ひづいて饒舌（しやべ）らうとする...
長塚節 「土」
...六門番の左五兵衛を呼出すのに一と骨を折った上、その口を開かせるのに、老母加世は、貯えの半分を投出さなければなりませんでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...」と老母は娘のことに就て云ひ訳をした...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...六月下旬に老母が亡くなったが...
山本周五郎 「末っ子」
...この老母の自若たる態を...
吉川英治 「三国志」
...しまいには老母が...
吉川英治 「新書太閤記」
...この老母にとっていちばん幸福な時のようにさえ見られた...
吉川英治 「新書太閤記」
...もとより老母と寧子と...
吉川英治 「新書太閤記」
...その返事として、右近からの、（荒木の方へ、二人の子を、質子（ちし）にとられてあるため、妻と老母だけが、信長公に屈するのを強く反対している...
吉川英治 「新書太閤記」
...久しくそこに留守している老母と...
吉川英治 「新書太閤記」
...腰がぬけたように、老母は、大地に平たくなって、座を立つ頼朝のすがたを拝んでいた...
吉川英治 「源頼朝」
...そしてつぶさにあの老母から...
吉川英治 「宮本武蔵」
...武蔵は襟を合わせて、老母に訊ねた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...――お老母（ばば）っ...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利！手書き漢字入力検索