...この公園には、老樹がたくさんあって、癒される...
...彼女は、老樹の下で本を読むことが好きだと話していた...
...春になると、老樹に新しい葉が芽生えて美しい...
...この地域では、老樹を大切にする文化が受け継がれている...
...近くの神社には、老樹があって、その木のパワーを感じる...
...我々は美事な老樹の前を通ったが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...第二九項 老樹の怒鳴大樹の老いさらばえたるものには...
井上円了 「おばけの正体」
...闇の老樹を見つめた...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...あなたが、あんな奴にやられる筈はないと思っていたのだ」二人は、この人工の大峡谷、奇岩の上、老樹の下に、まるで尋ね合っていた姉弟の様に、思わぬ再会を喜んだ...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...山全體に老樹しげる...
大町桂月 「十和田湖」
...四面(しめん)皆(みな)山にて老樹(らうじゆ)欝然(うつぜん)として翳塞(おほひふさぐ)の中(なか)に個(この)美人(びじん)を見ること愕然(びつくり)し...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...あの楓(かえで)の老樹の下にあるベンチに腰をかけた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...これを要するに現今の時代は疎枝朽幹なかば枯死せるの老樹が端なく大風のために吹き折られ...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...佛蘭西(フランス)共和政府はフオンテンブロオ深林の老樹を保養するに醫藥の費を惜しまないといふ事である...
永井荷風 「十年振」
...老樹の頂き一際暗し...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...老樹の病を治せむとす...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...夕月が路端(みちばた)に聳(そび)えた老樹の梢にかかっているばかりであった...
永井荷風 「枇杷の花」
...数百年を経たる牡丹の老樹の枝ぶりだけにても観賞の価値は充分有之と存じ居候間...
中里介山 「大菩薩峠」
...もと/\温帶林(おんたいりん)にぞくする老樹(ろうじゆ)が殘(のこ)つてゐるのを見(み)るとそこが温帶林(おんたいりん)であることがわかります...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...○相思樹の老樹なかなか風情のあるものだな...
柳宗悦 「台湾の民藝について」
...(徳島県老樹名木誌...
柳田國男 「日本の伝説」
...目に立つ老樹によって屋敷を呼ぶなどという風習には...
柳田國男 「和州地名談」
...私は老樹の前に根の浅い自分を恥じた...
和辻哲郎 「樹の根」
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