...年は取っても腕は狂わず...
徳田秋声 「縮図」
...私は狂わず死なざるを得ました...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...これで気が狂わずにいられるか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...青銅のキリストだけはそのまま型も狂わず傷もつかず残っていた...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...撥(ばち)の捌(さば)きが少しも狂わず...
中里介山 「大菩薩峠」
...槍の筋は存外狂わず...
中里介山 「大菩薩峠」
...「予定も狂わず、この通り乗り込みもおわりましたし」と大沼喜三郎がそれに和すのだ...
本庄陸男 「石狩川」
...叫ばす、狂わずとも、その容子は決して尋常な昂奮ではない...
吉川英治 「剣難女難」
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