...我等が現實の世界に於いて喜悲し翹望し追求し努力するあらゆる體驗は...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...芭蕉に連翹などあしらわれた処に鼬(いたち)の走っている「廃園春色」...
上村松園 「昔のことなど」
...我々のただ夢のようなる翹望(ぎょうぼう)と申すべきでありましょう...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...たとえ夢想され翹望されたことはあっても...
豊島与志雄 「或る日の対話」
...翹望である以上、固より、対象として「自由」を持つものではあるが、かかる「自由」は、本来、生活それ自身と合体しているものであり、謂わば、生活が本能的に持っている一面である...
豊島与志雄 「自由主義私見」
...新生活への、新社会への、翹望と期待、まだ仄かではあるが明かに感知せらるる黎明……そんなものをそれは含んでいる...
豊島与志雄 「性格を求む」
...今をさかりの花蘇枋(はなすおう)や粉米桜(こごめざくら)や連翹(れんぎょう)や金雀枝(えにしだ)や辛夷(こぶし)や白木蓮の枝々を透してキラキラ朝日がかがやきそめてきていた...
正岡容 「小説 圓朝」
...連翹(れんぎょう)が...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...傍(かたわら)に桃と連翹(れんぎょう)を乱れさす...
正岡子規 「墨汁一滴」
......
松本たかし 「松本たかし句集」
...「伸子」の苦悩と翹望とは...
宮本百合子 「あとがき(『伸子』第一部)」
...青年令聞徒翹慕...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...道翹は身をかがめて石畳の上の虎の足跡を指さした...
森鴎外 「寒山拾得」
...道翹(だうげう)と云(い)ふ僧(そう)が出迎(でむか)へて...
森鴎外 「寒山拾得」
...」道翹(だうげう)が答(こた)へた...
森鴎外 「寒山拾得」
...多く緑翹と語った...
森鴎外 「魚玄機」
...玄機は陳と緑翹との間に何等かの秘密があるらしく感じたのである...
森鴎外 「魚玄機」
...玄機がとうとう「あの緑翹がゆうべからいなくなりましたが」と云って陳の顔色を覗(うかが)うと...
森鴎外 「魚玄機」
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