...未來を翹望することにのみ生きて來た...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...之に反して「成長の慾望」は未來に對する翹望である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...私達凡ての翹望(ぎょうぼう)する文化は成り立つであろう...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...黄ろい眼をした連翹...
薄田泣菫 「独楽園」
...翹望だとも云える...
豊島与志雄 「故郷」
...新生活への、新社会への、翹望と期待、まだ仄かではあるが明かに感知せらるる黎明……そんなものをそれは含んでいる...
豊島与志雄 「性格を求む」
...連翹なのか、白い花が森にさしかからうとする行手の栗林の堤のあたりにちらちらと見へ、莱畑の向うには桃の花が、砂日傘をひろげたやうに霞むでゐた...
牧野信一 「繰舟で往く家」
...卯花や連翹の花が真盛りで...
牧野信一 「滝のある村」
...文学の大衆性への翹望などというものから湧いている気持ではなくて...
宮本百合子 「おのずから低きに」
...そのようなものでなければならないという翹望も明瞭に自覚されているのである...
宮本百合子 「結婚論の性格」
...そしてあとからついて来る道翹に言った...
森鴎外 「寒山拾得」
...道翹(だうげう)は本堂(ほんだう)に附(つ)いて西(にし)へ歩(ある)いて行(ゆ)く...
森鴎外 「寒山拾得」
...緑翹は額の低い、頤(おとがい)の短い子(かし)に似た顔で、手足は粗大である...
森鴎外 「魚玄機」
...緑翹の屍は一尺に足らぬ土の下に埋まっていたのである...
森鴎外 「魚玄機」
...万人の翹望(ぎょうぼう)する上流階級の特権なるものは皆この悪魔道に関する特権に外ならず...
夢野久作 「悪魔祈祷書」
...汝空を翹(かけ)り土に潜(ひそ)むとも今は遁(のが)るゝに道あるまじ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...金の箔(はく)おく連翹(れんげう)と...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...連翹(れんぎょう)のまっ黄いろな花が眸に痛い気がする...
吉川英治 「親鸞」
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