...颯(さっ)と翳(かざ)すや舞扇は...
泉鏡花 「歌行燈」
...睛(ひとみ)の上に小さな翳(くもり)が出来ていた...
田中貢太郎 「瞳人語」
...沈んだ翳(かげ)りのあるものを好む...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...手を振り翳(かざ)した...
谷崎潤一郎 「細雪」
...その表情には暗鬱な翳が消えることがなかった...
外村繁 「澪標」
...木(こ)の葉(は)が陰翳(かげ)を落(お)として呉(く)れぬ冬(ふゆ)の夜(よ)には覘(ねら)うて歩(ある)く彼等(かれら)は自分(じぶん)の羞耻心(しうちしん)を頭(あたま)から褞袍(どてら)で被(おほ)うて居(ゐ)る...
長塚節 「土」
...剣を翳(かざ)そうが...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...両手を火鉢(ひばち)の上に翳(かざ)して...
夏目漱石 「道草」
...銀の網の上から手を翳(かざ)して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...甲の類 衣、依、愛、哀、埃、英、娃、翳、榎、荏(これは「榎(エ)」「蝦夷(エゾ)」「得(エ)」等の語に用いられる)乙の類 延、要、曳、叡、江、吉、枝、兄、柄(これは「枝(エ)」「兄(エ)」「江(エ)」「笛(フエ)」「(ヌエ)」「吉野(エシヌ)」「消(キエ)」「絶(タエ)」「越(コエ)」等に用いられる)こういう仮名は、甲の類も乙の類もすべて我々が「エ」と読んでいる仮名であります...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...私は額に手を翳して...
牧野信一 「酒盗人」
...見るも深刻気(グルウミイ)な翳が宿つてゐるところはカシモードと称んでも不適当ではなかつた...
牧野信一 「タンタレスの春」
...青葉の陰翳が肩に落ちて来るようなしっとりしたその道を何心なく行くと...
宮本百合子 「犬三態」
...道は川に沿ひ、翳り易い日向に、鶺鴒(せきれい)が淡い黄色を流して飛ぶ...
三好達治 「測量船」
...炭団でなければ起った炭火へ灰をかけてちょいと手を翳(かざ)せるほどにして火鉢なら鉄架(てっきゅう)の上へ玉子焼鍋を置いて炭団を蓋の上の四隅へ四つに割った一片(かけ)ずつ載せておきます...
村井弦斎 「食道楽」
...コートのそとの緑草は珠をひらひに来たあひのこを緑の葉を白い服にぺたぺた塗りつけまはりに集団(あつ)まりしばらく自分らのからだに翳(かざ)してしまひその薔薇色の花を咲かせた...
室生犀星 「忘春詩集」
...手にしていた薄手な盆を翳(かざ)すなり見物席を眺め渡して...
吉川英治 「新・水滸伝」
...弓手(ゆんで)を眉の上に翳(かざ)していた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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