...廊の上より紙二ひら翩(ひるがへ)り落つ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...翩飜(へんぽん)と大旆(おおはた)が飜(ひるがえ)っていた...
海野十三 「人造人間戦車の機密」
...雪の飄々(へう/\)翩々(へん/\)たるを観(み)て花に諭(たと)へ玉に比(くら)べ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...「翩翩(へんぺん)のおいたさん...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「翩翩」
...」翩翩は笑っていった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「翩翩」
...」翩翩もまた席を起っていった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「翩翩」
...」翩翩は洞穴の中で木の葉に文字を書いて子供に読書を教えた...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「翩翩」
...雪の飄々(ひょうひょう)翩々(へんぺん)たるを観て花に諭(たと)へ玉に比べ...
中谷宇吉郎 「雪」
...翩翻(へんぽん)として踊りに踊る処女(おとめ)の大群は...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...ボヘミアン襟飾(ネクタイ)が翩翻(へんぽん)として宙に泳ぎます...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...頭上高々と擧げた掌(てのひら)の上に舞ふ燕女の翩飜(へんぽん)たる姿は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...翩飜(へんぽん)として舞つて居るのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...翩々(へんぺん)とはためくは両陣の旌旗(せいき)...
吉川英治 「三国志」
...『黄(こう)』の字を印した大旗が翩翻(へんぽん)と立ててあるように見えまする」と...
吉川英治 「三国志」
...翩翻(へんぽん)と立ちならんでいる...
吉川英治 「三国志」
...蜀旗翩翻(へんぽん)たるものがあると聞かされ...
吉川英治 「三国志」
...紅白その他の布(ぬの)をもって翩翻(へんぽん)と空を埋めよ」「はい」「心得たるか」「ささやかな御奉公...
吉川英治 「新書太閤記」
...翩翻(へんぽん)たる黄旗...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??