...獨國(どくこく)勢力(せいりよく)を獲(う)れば翕然(きうぜん)として獨國(どくこく)に就(つ)き...
伊東忠太 「國語尊重」
...俄に目覚めたように翕然(きゅうぜん)として皆文学に奔(はし)った...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...天下の青年は翕然(きゅうぜん)として文学の冒険に志ざした...
内田魯庵 「四十年前」
...翕然(きゅうぜん)として輿論は今起りつつあると信じますのである...
大隈重信 「憲政に於ける輿論の勢力」
...翕然として内地雑居反対に赴かしめた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...よれからむ生皮(いきがは)の帆布は翕然(きふぜん)としてひとつの怪像となる...
大手拓次 「藍色の蟇」
...人相見のやからが翕然(きゅうぜん)と集合して来て...
谷譲次 「踊る地平線」
...翕然(きゅうぜん)として附同し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...翕然(きゅうぜん)として宗教の門へ向って集中されつつあるのが事実で...
戸坂潤 「技術の哲学」
...翕然として之に趣くに至るといふ責任の一半は...
朝永三十郎 「懷疑思潮に付て」
...それもそのはずさ昔は一人えらい人があれば天下翕然(きゅうぜん)としてその旗下にあつまるのだから...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...高等なる文物が翕然として流れ込むことゝなつた...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...翕然(きゅうぜん)とパッカアの上に集まった...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...その後多くの学者はみな翕然(きゅうぜん)としてその説に雷同し...
牧野富太郎 「カキツバタ一家言」
...その後多くの学者は皆翕然(きゅうぜん)としてその説に雷同し...
牧野富太郎 「植物記」
...大学者の蘭山がそういうのだから間違いは無いと尊重してそれから後の学者は翕然(きゅうぜん)として今日に至るもなおその学説を本当ダと思い...
牧野富太郎 「植物記」
...学者は皆翕然(きゅうぜん)としてこれに従うたのである...
牧野富太郎 「植物記」
...もう六十路(むそじ)をこえた老婆だと聞えたので――同情は翕然(きゅうぜん)としてその年寄にあつまり...
吉川英治 「宮本武蔵」
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