...当時の刑の習わしで――まだ生きながらに切って落とされた...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...古くからの云い習わしに従って矢張(やはり)シヘイと呼ぶことにしよう)が左大臣になったのは昌泰(しょうたい)二年...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...揚屋の送り迎えに八文字を踏んで祇園街を練り歩いていたそのころ廓の者が太夫を尊敬して呼び習わした通称を今でもなお口にして太夫(こったい)といっているのであった...
近松秋江 「霜凍る宵」
...入学の後も盆暮(ぼんくれ)両度ぐらいに生徒銘々(めいめい)の分に応じて金子(きんす)なり品物なり熨斗(のし)を附けて先生家(か)に進上する習わしでありしが...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...我々の習わしはそういう掟からは全くかけ離れているのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「これはわが家の習わしなのだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼らの家で子供たちがその父に対して加える習わしになっていた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...こんな賞むべき習わしがある...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...古い習わしだが、これはめいめいの家で、復活してしかるべきものだと思う...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...昨日の不徳は今日の習わしとなれり(セネカ)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...よくも考えずに古い習わしを崩壊させたのは...
柳田国男 「故郷七十年」
...考える習わしがあるからである...
柳田國男 「地名の研究」
...田の神の祭とする習わしがあるか...
柳田国男 「年中行事覚書」
...とんでもない習わしがあった...
柳田国男 「母の手毬歌」
...また同じ習わしをもつアジヤの国の...
柳田国男 「母の手毬歌」
...「三(み)すじそ」という習わしは...
柳田国男 「木綿以前の事」
...小さな木の棒でその底をたたくのが習わしで...
柳田国男 「雪国の春」
...こんな贅沢(ぜいたく)な芸当は習わして貰えなかったんです...
山本周五郎 「半之助祝言」
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