...私が絵を習い始めた頃は...
上村松園 「今日になるまで」
...それに日本語がいつ習いおぼえたものかうまいものである...
上村松園 「余齢初旅」
...私は今の美術学校の前身である画学校で絵を習いましたが...
上村松園 「雷同性に富む現代女流画家」
...しかも下谷にいる時などは僕と同棲中僕のおふくろから少しばかり習い覚えた三絃をお供つきで復習にきたなどという珍談もある...
辻潤 「ふもれすく」
...モルモンの習いに従っただけのこと...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...つとめて冷然と立っているのがお銀様の一つの習い性でなければなりません...
中里介山 「大菩薩峠」
...天下の往来を行く乗物を遮(さえぎ)るのだ――窮して濫(らん)する小人の習い――夜盗追剥稼ぎでもはじめたかな...
中里介山 「大菩薩峠」
...安井(やすい)――水夫見習い――は...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...心ない身も秋の夕暮には哀(あわれ)を知るが習い...
二葉亭四迷 「浮雲」
...すべての器械の扱い方や観測のしかたを習い...
宮沢賢治 「グスコーブドリの伝記」
...私がピアノ習いはじめたのは十ぐらいのときね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...冷酷な女王さんをお見習いになってはいけませんよ」など...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そして何の信念も持ちえなかった自分であったとはかなまれて、手習いに、身を投げし涙の川の早き瀬にしがらみかけてたれかとどめしこんな歌を書いていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...オカの餅というのが奥羽の各地の習いであったが...
柳田国男 「雪国の春」
...この燈籠は掲げる習いになっている...
柳田国男 「雪国の春」
...栄二は芳古堂で十年も手習いをし続け...
山本周五郎 「さぶ」
...栄二が手習いを教えているというので...
山本周五郎 「さぶ」
...毎日書(ほん)を読んだりお手習いしてました」「ははは...
吉川英治 「私本太平記」
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